撫川にて
なつかわと読みます。ナデガワではありません。岡山県北区に位
置します。最寄り駅は山陽本線の庭瀬駅。旧二号線を少し南に入
ったところ。城下町だった地区の古民家が、「ゆくり」さんです。
1日の土曜から、加賀雅之 木工展 - rhythm - 始まっています。
初日の土曜に在廊させて頂きました。月曜の展休日を挟んで今日
で4日目。既にお運び頂いた方々には厚く御礼申し上げます。あ
りがとうございました。今展の会期は長めですのでまだお運びで
ない方は勿論、2回目、3回目のお越しもお待ち致しております。

お店の名前「ゆくり」は漢字で書くと「縁」。えん、ゆかり、き
っかけ、といった意味があるそうです。その名の通り、不思議な
ご縁に優しく彩られた素敵な場所です。近道をせず、時間や手間
暇を惜しむことなく続けて来られた方々が、ふわりと集う場所。
2度目の展示で改めて感じました。ここに居られることが嬉しい。
ご主人が手を入れられている中庭も美しく、一見の価値有りです。

桜の季節もいよいよ本番です。是非撫川までお運びくださいませ。











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rhythm
春分が過ぎ、お彼岸も今日で明けます。季節はもうすっかり春で
す。たどたどしかった鶯の鳴き声も、最近では板に付いてきまし
た。各所で卒業式の便りを耳にします。下の娘も今日で幼稚園を
卒園。来月からは小学生です。着々と、確実に、日々は続いてい
るようです。これまでも、これからも。24時間、365日、一
定のリズムで進んでいるくせに、同じ歩みは2つとない。一人一
人、それぞれの人生。それぞれの歩幅、それぞれのペース。目に
見えない大きな流れに、自分自身のリズムを上手く重ねてゆく。
そんなイメージで日々を過ごしています。これから先も、ずっと。
ご案内です。昨年に続きゆくりさんでの2回目の展示となります。

「ー rhythm ー 加賀雅之 木工展」

2016.4.1(土)〜4.23(日)11:00〜17:00
展休日 4/3、10、17(月)
ワークショップ: 4/18
ゆくり 岡山市北区撫川173-1
お問合せ、詳細はこちらまで→

素敵なリーフレット、今年もおつくり頂いています。ご希望の方
は郵送も致しますので、プロフィール欄のアドレスよりお問合せ
ください。どうぞよろしくお願い致します。










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お彼岸
週末は倉敷での用事に絡めて家内の実家に立ち寄り、皆でお墓参
りに。京都の墓参りはどうにも都合がつかず4月に入ってからに
なりそうなのですが、それでもお墓参りの後は心が少し軽くなる
のが不思議です。どうしようもなく忙しい時ほど、「あーお墓参
り行きたいな」なんて思ってしまうもの。草を抜き、お墓をキレ
イにし、お花を飾る。そして年長者から順に手を合わせる。きち
んとした作法や仕来りは知らないけれど、自分の親や祖父母を見
習って自然に身に付いていた所作は、子ども達にも伝われば良い。
そして「何か気持ちいい」と感じてくれたら尚良し。きっと子ど
も達のアタマの中でも、僕と同じように星野源の「ステップ」が
流れているのでしょう(笑)。昨日のラジオも楽しい時間でした。
さてお彼岸のお中日だった昨日、中崎町のcocoaさんでの展示が
最終日を迎えました。お運び頂いた皆様、お買い求め頂いた皆様、
本当にありがとうございました。そしてわざわざ美作の古家まで
足を運んでくださり、DMだけでなく店頭配布用のリーフレットま
でご用意してくださったcocoaさんにも大きな感謝を。初めての
器系の作家ものの展示にSemi-Acoを選んで頂けたこと、嬉しく
思います。今度こそはゆっくりと、時間を掛けて中崎町の街をブ
ラブラと歩いてみたいものです。梅田方面に歩いてみようかな?

今年の彼岸明けは23日なのだそう。お墓参り行かれましたか?














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中崎町
行ってきました大阪。まったく街をぶらつく時間なんて取れなか
ったのですが、地下鉄の駅からお店に着くまでの数分でこれぞ大
阪!という感じのぶっ飛んだオシャレ人間が歩いていたり、植え
込みのところでリードをつけた小型犬と真剣に喧嘩しているおば
ちゃんがいたりと、やはり変わらぬ楽しい街でした。多分時間と
体力に余裕があれば、一日ブラブラしてても飽きない楽しい街だ
と思います、中崎町。小さなお店が、色々な意味で「特化」した
お店がそこかしこに隠れている(大体外から見ても分からない)。
僕の現在の日常とはかなりかけ離れた風景なのですが、たまには
こういうのも悪くない。人間の適応力、多様性、選択の自由度な
んかをボンヤリと考えてしまいます。子ども達はどんな暮らしを
選択するのだろう。そして僕はどこへ向かって行くのだろう…。お取引きが始まって1年と数ヶ月、ようやく初めてcocoaさんを
訪れる。何となくイメージしていた通り、可愛らしい印象のお店。
ヒゲのうすらデカい男がボーっと立っていてはいけない雰囲気に
も思えるのですが、お運び頂いたお客様に使い方やお手入れ方法
なんかをお話ししているうちにあっという間に時間が経って。IR
IIRIさんを始め、cocoaさんとご縁のある作家さんとも色々お話
しできて楽しかった。皆さん内に秘めた熱量がスゴそう…。その
ベクトルは様々なのですが、皆一様に興味深い…ていうか濃い!世の中的には週末は3連休らしく、cocoaさんでの展示も20日
までとなります。奮ってお運びくださいませ。僕はといえば引き
続き、つくる、つくる、つくる日々です。腕と腰が壊れるまで…。











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値上げ
誠に勝手ではございますが、来月4月1日より製品価格を改定させて頂
くこととなりました。消費増税を待って、とタイミングを計って参りま
したがいよいよ痺れを切らし、決断に至った次第です。お取扱店各位に
はすでにお知らせを済ませ、ご了承頂いておりますので、4月1日から
それぞれの店頭で価格が変わる予定です。何とぞご理解、ご了承頂けま
すようお願い致します。引き続きご愛顧賜りますよう、お願い致します。



高田渡さん、良いですよね。「生活の柄」も是非聞いてみてくださいね。

さて本日より大阪市北区中崎の「cocoa」さんにて展示が始まります。
12日の日曜には在廊させて頂きますので、お時間ございましたら是非
お運びください。キタを歩くのなんてホント何年ぶりだろう…。楽しみ
ではあるのですが、ほぼ浦島太郎状態で完全なる「御上りさん」なんで
しょうね(笑)。何故か東京の方が頻繁に(それほどでもない)訪れる
機会が多く、大阪の方がアウェー感を感じるのが少し不思議な感じです。
キョロキョロせず、前を見て歩こうと思っています(笑)。












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Mar 2017
ヤバ!もう3月やん…。思わず関西弁で書き出してしまうくらい、
早くも3月突入です。2月よ何所へ行った?もう帰ってこないの
かい?…ただただ焦ります。今年最初の展示を控え、ひっちゃか
めっちゃかな日々を過ごしております。カウントダウン突入です。
写真は半月ほど前でしょうか。今年最初の材料が届いた図。まと
め買いがお得、なはずなのですが、普段から割れが入っていたり
丸太の中から売れ残ったりした板を率先して買ったりしているの
でそれほどのお得感はありません。適材適所じゃないですが、割
れのないキレイな材はなるべくならテーブルや何かの家具材とし
て使ってあげた方が材も喜ぶ気がします。例えばお皿のように、
最初から刻む(細かく切る)のがわかっているのなら、用途に適
した材、例えば真ん中くらいまでパカッと割れが入っている材で
も用途には見合う訳で。材木屋さんで長いこと店番している材を
見ると、何とかならんかな…とぼんやり考えてしまいます。金銭
的な余裕があれば「じゃあこれも」なんてサラリと言えてしまう
のかも知れませんが、現実はとてもとてもシビアです。タイミン
グを見計らいながら、「また来るわ」と材に一言残して家路につ
きます。「あー、あの人に使ってもらいたいな」、「あー、この
人のところに来れて良かったな」…。材からそんな風に思っても
らえるつくり手になれたなら、どんなに幸福なのでしょう。科学
は苦手ですが、この仕事を続けてゆくためにも、研究は必要です。

さてさてこの材の山、いったいどれくらい持つのやら…。










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作家という職業
サラリーマンを経て、僕はたまたま木工作家と呼ばれる仕事、職
業に就いた。職人という言葉には「図面通りのものを正確につく
る」という印象が強く、デザインから起こす我々のような業態だ
とやはり「作家」という方がしっくりくるように思う。慣れるま
ではその呼び方にも抵抗ありましたが…。自由度が高い分、リス
クも大きい。何の保障もない、自己責任の塊のような仕事。憧れ
だけでは絶対にやってゆけない、とてもシビアな世界とも言える。

…なんて書くと、さぞや特別な仕事のように感じるかも知れませ
ん。でも個人的な意見を言わせてもらえば、至って普通な仕事で
す。何を持って普通というかは分かりませんが、「作家」も数多
ある職業の中の一つに過ぎず、何か特別な存在であるという感覚
は全く無い。それぞれの業種業態にそれぞれのヒエラルキーが存
在し、その中でどの位置を目指すか、或はどの位置が自分にとっ
て居心地の良い場所なのか。僕の場合「大所帯」というのが性に
合わなかったように思います。その反動から、最小単位の個人事
業主にたどり着いてしまった訳ですが。「作家」という職業が特
別だとは少しも思わないけれど、自分の居場所を見つけることが
できたのは特別なことだったのかも知れない。でもそれもコツコ
ツやってきた結果、真面目に積み重ねてきた結果。やっぱり特別
なことは何もやってない。続けられたことがすべてなのだと思う。
「作家さんらしい」作家さんに言わせたら、何を甘いことを!と
叱られてしまうかも知れない。実際に「普通じゃないオーラ」を
全身にまとった作家さんがいらっしゃるのも事実。良い悪いの話
しじゃなく、それがご本人や作品から溢れ出たものなのか、取っ
て付けたものなのかが問題。どうしたって不自然さは時間が経て
ばボロが出る。が、自然体なのにオーラが出まくっている作家さ
んにはもう敵わない。前から歩いてこられたら道を譲るしかない。
でもそんな人、会社の中とか取引先とかにもたまにいるでしょ?

願わくば、自分を見失うことなく続けてゆきたい。普通であるこ
とを受け入れて、普通に頑張るしかない。だってこれが僕の仕事
なのだから。家族を支えているのだから。何のことはない、木工
作家も普通の職業の中の一つで、僕も至って普通の人間なのです。













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自転車
自転車に初めて乗れた頃の記憶はまったく無いけれど、原チャリ
に初めて乗った時の記憶は鮮明にある。どこへでも、どこまでも
行けるという感覚、興奮。程度の差はあれど、多分自転車に乗れ
た時も同じような気分だったのではと想像する。京都の住宅街に
生まれ育ち、盆地特有のアップダウンの少ない平坦な地形にも恵
まれ、高校までは自転車がまさに日常の「脚」でした。やがて原
チャリを手に入れ、自転車からは随分と遠のいてしまうのですが。
話しは現代に戻って。カンタの自転車が小さくなってしまいまし
た。イヤ、正確に言うとカンタがデカくなり、自転車のサイズが
合わなくなってしまった、という…。早いなデカくなるの。我家
は普通に山の中なので、自転車で友達の家に遊びにいく、という
こと自体簡単なことではない。遊ぶ約束をしてくると、軽バンに
自転車を積み、友達の集まる場所へ嫁さんが送迎する。大変です。
カンタからの申告を受け、自転車に乗ったカンタを見てみる。確
かにサイズ感がおかしい。カンタの身長は140cm。26インチの
自転車に乗れなくもないけれど、最近よく耳にするフレームやフ
ロントフォークがちょいちょい折れるような安価過ぎる自転車は
買いたくない。出来ればもう少し大きくなってから、ちゃんとし
た自転車を買ってあげたい。どうしたもんかな…と考えて、ふと
閃いた。高松の住んでいた頃に乗ってた僕の自転車。いわゆる小
径車で、何年か前にカンタが「乗ってみたい」と言った時にはサ
イズがまるで合わなかったのに、今またがってみると全く以て違
和感無し。ブレーキレバーが少し遠そうだけれど、問題ないとい
う。それならばとキレイに掃除し、オイルスプレーとグリスでメ
ンテナンス。ポキッと見事に折れてしまっていたスタンドは(ち
ょっと特殊です)メーカー在庫はないものの、BD-1という自転
車のモノが流用できるらしく、ポチッと購入。便利な世の中です。
これにて今回の「カンタの自転車問題」はめでたく解決。本人も
ご機嫌で、小学校帰りに「ちょっと乗ってみる」とチョロチョロ
してるみたいです。とはいえ、今からコツコツ自転車貯金してお
かなくちゃ、です。ハルコの自転車も考えてあげないとな…。彼
女はやっぱり2番目。宿命のお下がり人生爆走中ですので(笑)。














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2017.1st
寒い日が続いています。今朝も雪。子どもたちが出掛けた後に降
り出しました。トイレの凍結はすぐに解けたのですが(電気スタ
ンド、白熱灯の熱で解かします)、それなりに寒い。でも雪の乱
反射のお陰で(母屋の西側に位置し)普段薄暗い作業場が明るく
なるのはとても嬉しい。ちゃんと積もれば少しは冷え込みも和ら
ぐはずなのですが。とは言え、のん気に構えられる程度の雪で有
り難い。日本海側で大雪に見舞われている皆様の日常に、これ以
上の影響が出ないことをお祈り致しております。笑えないもんね。
さて今年最初の個展のお知らせ。人形作家で造形作家で絵描きさ
んでもあるIRIIRIさんのご縁で知り合ったcocoaさんでの展示で
す。1年と少しのお付き合いを経て、今回初めて展示となります。

「Semi-Aco 加賀雅之 木工展」
2017.3.8(水)〜3.20(月祝)11:30〜19:00(日祝18時まで)
最終日17時まで 14(火)定休日 在廊日 3.12(日)
cocoa 大阪市北区中崎3-1-9
詳細、お問合せはこちらまで →

引き篭もり勝ちな僕も、春がくればゴソゴソと動き出します。久
々の街、雑踏、喧噪。たまにはそういうのも良い。都会の風にあ
たるのが、少し楽しみです。お近くの方は是非、お運びください。
よろしくお願い致します。


















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テイク イット イージー
最近すっかりブーツを履く機会が少なくなりました。そもそも外
出自体、週に一回スーパーへ買い出しに出掛けるかどうか、或は
思い立ってホームセンターへ必要な部品を買いに走るか、はたま
た急に夜中にコンビニまで缶ビールとポテチを買いに走るか、と
いうレベルの話しなので、わざわざブーツなんぞ履く必要がない
のも当然。結局仕事用にしている脱ぎ履きの楽なビルケンばかり
に足を入れてしまうのもある意味必然。仕事だ!と気合いを入れ
て「よそ行き」の格好をする時にブーツを履くという、サラリー
マン時代とは真逆の価値観に納まっている自分が少し滑稽でもあ
ります。ハイテクスニーカー全盛の頃に学生時代を過ごしました
が「靴は重くなきゃ」という理由でブーツばかり履いていました。
サラリーマン時代、休日に履く重たいブーツの感触にどれだけの
開放感を味わったことか。分かりにくいんだろうなぁ…この感覚。生活様式が変化してゆけば、必然性も自ずと変化してゆくものだ
と認識しています。自分の中の話し。でも楽な方へばかり流れて
行きたくはない。靴にせよ帽子にせよ洋服にせよ、僕にとっては
スイッチの一つなのだと思う。ONとOFFを切り替えるための、外
の世界と向き合うための。カラダの「楽」を優先するか、ココロ
の「楽」を優先するか。未だに僕は重い靴を履いた時の方が落ち
着きます。カラダはさて置き、ココロが「楽」です。重たいブー
ツ履いてどっか出掛けたいな。先ずは何とかして時間をつくって
出掛ける理由をつくらねば。それが無理なら靴磨きでもするかな?













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