雪のない冬
美作の古家に越して来たとき、一月上旬の変なタイミングでの引
っ越しだったから尚更なのですが、ご近所さんから「ここは寒い
じゃろ」とたくさんお声を掛けていただきました。温暖な岡山の
中で「県北エリア」にカテゴライズされがちな美作市は、中山間
地域という環境も相まって「寒いところ」というイメージを抱い
ておられる方が多い様子。聞けば実際に5〜60年前は(ご近所
さんが小さかった頃は)それなりに雪も降ったのだそう。とはい
え、豪雪の中スキーウェアを着た友人たちに見送られながら飛騨
を後にした我々にとってみれば、雪のない道路も氷柱のない軒先
も、とてもじゃないが「寒い土地」というイメージにはつながら
ない。「ご冗談を!」とまでは言えないので「飛騨から来たんで
大丈夫ですよ」などと言いながら、色々な意味で快適に暮らして
いたもんです。道路に雪がない安心感ったらないですしね(笑)。そして気がつけば美作暮らしも早8年。9年目に突入です。いつ
の間にやら身体も馴染んで(?)こっちの冬も十分寒いと感じる
ようになりました。年に1〜2回だけ降る雪がちょっと懐かしく
嬉しかったりもして。実は今週末ボーイスカウトの雪中キャンプ
の予定があって、子ども達は2年ぶりのスキーを楽しみにしてい
たのですが、深刻な雪不足のため早々に中止が決定しました。会
場となる予定だった蒜山高原ではオープンを見合わせているスキ
ー場がほとんどで、各方面で大変な影響が出ているのではないか
と心配になります。夏の異常な暑さにゲリラ豪雨、加えて深刻な
雪不足となると、改めて「地球温暖化」って言葉の怖さを肌で感
じてしまいます。近い将来、より深刻で直接的な影響を感じるこ
とも増えてゆくのでしょうね。人間がコントロールしていたつも
りが、その実より強大な何かにコントロールされていた、なんて
まるでSFみたいな話。笑い話じゃなくなったりするのでしょうか。
妙に寒くない1月の早朝に、そんなこと考えてみたりしています。













 
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