変化
雨が多いですね。梅雨入りは遅かったはずなのですが。低気圧が
続くと気分も滅入り勝ちになりやすいと聞いたことがあります。
おまけにこの梅雨寒。家の前の棚田の稲も、イマイチ勢いがあり
ません。プランターの夏野菜も息を潜めている感じ。お米やお野
菜の高騰が心配です。そして湿度が高いと材も動き勝ちです。雨
降りの中、湿度が高いままの状態で基準面(平らな面)をつくっ
てしまうと、晴れて乾燥した時に反りが出る。晴れ基準、と言う
か、なるべくなら基準面は晴れた日につくっておきたいものです。先日の盲腸の手術・入院もそうだったのですが、この長雨も含め
世の中思い通りには行かないものだと、今更ながら痛感していま
す。でも40代も半ばになってようやく、どうにもならないこと
を受け入れる「柔らかさ」が身に付いてきたようにも感じていま
す。お百姓さんは常日頃から自然を相手に仕事をしておられるの
で、受け入れることに慣れている、という話しを聞いたことがあ
ります。手塩にかけて育てた農作物が、異常気象や獣害などによ
ってダメになるなんてことは普通にある話しな訳で。恨むよりも、
受け入れた上でまた前に進む。自然を相手にする第一次産業と呼
ばれるお仕事は、ある意味命懸けの覚悟と、ある種の諦観の境地
を併せ持って臨まないといけないのかも知れない。そんな風に想
像します。自然から離れれば離れるほど、その辺りの感覚が希薄
になるから不思議です。いくらでも便利に、いくらでも合理的に
物事を進められると、どこかで錯覚してしまっている気がします。
里山の古家に籠もりもうじき8年、油断すると家そのものを呑み
込んでしまう「草」と格闘し、野の者の存在をとても身近に感じ
つつ、無垢材を加工してものづくりを続ける日々のお陰で、少し
だけ見失っていた感覚を取り戻すことができつつあるのかも知れ
ない。そうだったら良いなと思う。自分の中の、小さな変化です。













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