試作楽しや
来春の展示に向け、ゴソゴソと試作を始めております。思えばこ
こ数年、じっくりと試作に向き合う時間はほとんどありませんで
した。同じものを同じようにつくることに抵抗は無い方なのです
が、不意にやってくる閃きやアイデアをカタチにできないフラス
トレーションが無かったと言えば嘘になる。つくり手あるあるか
も知れませんが、ものをつくりながら、手を動かしながら、その
対象物とはまるで違うモノのことを考えていたりする。「あれを
こうやったら面白いんじゃないか」、「あれをこう使えばこんな
加工が出来るんじゃないか」、「あの刃物を使えばいい感じにな
るんじゃないか」等々…。そうやってストックしてきたアイデア
やイメージをやっとカタチにできる。一番面白い時かも知れない。
色々とつくってみて、どれが定番に昇格するかは分からないけれ
ど、取り敢えずはカタチにしてみる。そしてしばらくは手元に置
いて実際に使ってみる。そこから得られる情報を加味して、最終
的に判断する。ヤバい。楽しい。売るあても無く、売れる確証も
ないままものづくりに深く没頭していた飛騨時代を思い出し、苦
笑する。色々と変わったようで、意外と何にも変わっていないの
かも知れないと思い、作業場で一人声を出して笑ってしまった。

試作は楽しい。












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