折り返し地点
コロナとの共生という考え方が浸透しつつあるようにも感じるこ
の頃。必要以上に不安になる必要はないけれど、自分(達)だけ
は大丈夫!という思い込みの激しい人を目の当たりにすると、結
局一番怖いのは人間なんだと再認識してしまいます。虚勢や無関
心は人間に備わった内なるウイルス。他人に移ったり蔓延したり
するところもどこか似ています。目に見えぬウイルスに喰い殺さ
れぬよう、流されてしまわぬよう、なるべくキチンとした食生活
と規則正しい生活でもって健全な心と身体をキープしておきたい
ところです。喉元過ぎたからといって、この特別な数ヶ月間を絶
対に忘れてはいけないと強く感じる2020年の折り返し地点です。5月の半ば頃から巣作りを始めたツバメの番。あれよあれよとい
う間に卵が孵り、モリモリ食べて(主に蝶や蛾)ブリブリ糞をし
て立派に成長を遂げております。今年は全部で6羽。珍しく誰一
人(一羽)脱落することなく順調に育っております。これまでは
成長の過程で巣から文字通り「脱落」する雛がいて、そういう雛
は巣に戻したとしても結局他の雛から巣の外へ押し出されてしま
います。残酷なようですが、それでも人間よりはよっぽどシンプ
ルな構造のような気がしないでもない。生き延びる、という天命。

じきに作業場内での飛行訓練が始まるのではないでしょうか。こ
れまで以上に騒がしくなりそうです(笑)。そういえば数日前も
来ましたカラスヘビ(黒いシマヘビ)。で、今回もエアガンで撃
退。ワシャお前らの用心棒か。経験上、ヘビの襲撃は雨の日が多
い気がします。臭いや気配を消すためなのでしょうか。皆さんも
雨の日のヘビと自分勝手な人間には、くれぐれもお気をつけて。








 
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新築竣工!
仕事が早いな…。すごく羨ましい。土地(場所)選びに時間をか
けた分、決まってからの仕事は実に早かったツバメの番。週末の
雨ももろともせず、せっせと単純作業を繰り返し、本能の赴くま
まに、今やるべきことにひたすら集中する彼らの動きには清々し
ささえ感じてしまいます。迷いのない仕事ぶりはやっぱり美しい。在来工法の家なら土壁塗った状態で半年ほどかけて乾かす場合も
あるのでしょうが、彼らは出来上がったそばから代わる代わる新
築の家(巣)に納まり、具合を確かめつつ、来たる産卵にに向け
心躍らせている様に見えます。そりゃ希望に胸膨らむ時やもんね。左にあるのが空き家で、色が白っぽいの分かります?右奥のが新
築で、まだ全然乾いていない分土色というか、濃い茶色のままで
す。別にツバメのための分譲地って訳ではないのですが、巣が集
中している梁は出入り口に挟まれた、作業場の中で一番風通しが
良い所。しかも僕がお皿やお盆を彫る作業台のすぐ側。彼らはそ
こまで計算に入れて土地探しをしているのだと思う。スゴいっす。
何年か前、子育て中の番が異常に鳴き叫ぶから何事かと思ったら
作業台の横からスルーっとカラス蛇(シマヘビ)がヒナを狙って
いたことも。僕もヘビは怖いのでそんな時のために備え付けてあ
るエアガンで「ゴメン!」、「あっち行って!」と撃退。ツバメ
はきっとそんなことも想定しつつ、人間に割と近い場所に巣を構
えたりしているみたいです。僕が普通に仕事してるのにコソーッ
と入ってくるヘビもどうかと思いますが…。ホントやめて欲しい。

新型コロナへの不安がだいぶ有耶無耶になってきた所に、飛騨を
はじめ各地で頻繁に起きている地震の知らせに心がザワつきます。
「異常気象」や「非常事態」が平常や日常になる時代。ツバメを
始め、人間以外の生き物の目にはどんな風に映っているのか。ど
んな変化を感じ取っているのか。妙に気になる、今日この頃です。













 
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繰り返すことの喜び
まさかまさかの…新築ですか?ウチの作業場には空き家(巣)が
3軒ほどあるんですけど…。今年も帰ってきてくれたツバメの番。
巣立った実家に戻るのかと思いきや、なぜか新築着工。2〜3日
作業場の中を飛び回っては梁のホコリや土壁をポロポロと落とし
つつ、一等地を物色。とは言え先にも書いた通り、すでに3軒も
建っているのだから4番手の土地を念入りに物色している、と言
ったところでしょうか。ようやく決めた土地(?)は手磨き用の
作業台のギリ上。今後は深刻なフン害の発生も見込まれるので早
々に作業台の位置をずらして対策を講じる。もう慣れたもんです。空き家(巣)、画像の2個と梁の裏側にも1個、残ってます。同
じ建物の中に同時期に巣を構えることってしないのでしょうか?何回も見たツバメの巣づくり。枯れ草と土を咥えてきて上手い具
合に土を丸めて枯れ草を留めてゆく。それを繰り返して、土を接
着剤兼構造材に、枯れ草を骨材兼連結材として巣の強度を保ちつ
つ成形して行く様は、思わず作業の手を止めて見入ってしまう程。
これって在来工法で言う所の「土壁」と同じ理屈なんですよね。

作業場や工房、軒下なんかが汚れるという理由でツバメを嫌がる
方も居られますが、基本一人で過ごす作業場に自分以外の生き物
が、家族単位で暮らしてくれていることに嬉しさを感じます。ま
してやそんなサイクルが絶えることなく続いてくれていることに、
喜び以上の感謝みたいなものを感じたりもします。新型コロナの
影響で世の中の空気感が少しだけ変わってしまったとしても、そ
れでも絶えず繰り返されていることがこの世の中にはまだまだ沢
山ある。良いことも、悪いことも。何に喜び、何に感謝するのか。
自分たちで判断できる家族でありたいと願う、5月の雨の日です。














 
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茹だる
あんまり言葉にしたくもないのですが…毎日暑いっすね。上山に
引っ越して来て以来、夜中に寝苦しくて目が覚めるなんてことは
なかったのですが、今年は夜中に起きだして扇風機回したりして
います。この酷暑、日本だけの話しに止まらず、北半球でも異常
な気温を記録しているのだとか。何なんでしょうね。人知の及ば
ない強大な流れに首根っこをグッと掴まれているような感覚です。経験的に、真夏の展示はあまり数字が伸びません。個人的な見解
なのですが。やっぱり暑い時期は木よりもガラスとか「涼」を感
じられる軽やかなものが好まれるのではないか?などと感じてい
ます。木工のシーズンはやっぱ春・秋・冬。今はどっしりと腰を
据えて、通常納品分をせっせと制作しています。が、この暑さ。
思ったようには作業が進みません。だってだって、人間だもの…。
お店の方からは、真夏の日中は街から人通りが消える、なんて話
しも聞きます。連日の40°近い高温情報を聞いていたら、それも
致し方なしですよね。我家の目の前に広がる田んぼにも、全国の
ありとあらゆる産業にも、ジワジワとこの酷暑がボディーブロー
のように効いてこないことを願うばかりです。自然マジ怖いっす。

暦の上では今日は大暑。一年の内で一番暑い時期なのだそう。こ
の暑さがピークであってくれることを願うばかりです。水泳の記
録会をはじめ、色々な子ども向けの行事が中止になってきていま
す。中止の判断は、これまでの準備や慣例を思えば決して簡単な
ものではなかったはず。皆が苦しい判断を迫られる状況かとは思
いますが、命あっての物種。今後も賢明な判断が各所で採られる
ことを願ってやみません。全国で先の水害に遭われた方々には何
とも心苦しいのですが、この酷暑ももはや「災害レベル」だとい
う記事も読みました。先ずは生き延びることを最優先事項に。大
げさな話しではなく、そんなことを真剣に考えてしまう炎夏です。













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居候(いそうろう)
僕が食べさせているという訳ではないので、正確には居候とは呼
べないのですが…。期間限定の同居人、今風に言うとシェアハウス
の隣人?的な。今年も帰ってきてくれたツバメの番い。賑やかです。去年は孵化した数そのものが少なく、そのくせ小さいヒナの内から
巣から落下したりして不安な巣立ちとなりました。確か3羽しか巣
立って行かなかったはず。そんな経緯もあって今年は帰ってきてく
れるか不安だったのですが、時期がくれば何のその。当たり前のよ
うに帰ってくる彼らの本能、自然の摂理には舌を巻いてしまいます。
さらに今年は順調に孵化が進み、計6羽が孵ってとても賑やかな作
業場に。機械の音とラジオの音と、たまに僕が発する叫び声(悲鳴)
くらいの音しかない小さな作業場に、生命の誕生と成長を実感させ
てくれる鳴き声が加わります。ことさら大きな親鳥の鳴き声(絶叫)
にはヘビの存在を察知し、エアガンで退治するのが僕の役目。用心
棒か!作業場に闖入してくるのはマムシではないので深追いはしま
せん。糞の臭いに誘われてやってくるそうなので、落下点にセット
した段ボールの中の新聞紙をマメに交換します。飼育係か!ヒナの
毛並みが整ってくる頃には6羽のヒナと親鳥の計8羽がぎゅうぎゅ
う詰めになって眠る様のなんと癒しに満ちたことか。昨日あたりか
ら長兄(多分)が飛行訓練をし始めました。なので画像には5羽の
ヒナが。ぐっすり眠れないのか、作業場内の別の場所で眠るように
なった親鳥の横で長兄は眠ったようです。だいぶ大きくなったとは
言え、親鳥と並ぶと尾が短くポッコリとした体躯に幼さが残ります。
ハルコっぽいお腹、というか。だいぶ細長くなってきてしまったけ
れど…。野鳥とはいえ、ペットのそれと同じくらいに情が移ります。

旺盛な食欲に応えようと、親鳥は蛾や蝶といった羽虫を次から次へ
と巣に運びます。害虫を食べてくれることと子孫繁栄への思いから、
主にお百姓さんからは好意的に受け入れられているらしいツバメ。
今年もたくさんの幸運を運んできてくれることを願ってやみません。

千葉遠征から帰ってきたら巣立った後だった、ってのは少し寂しい
ので僕たちが帰ってくるまでは作業場で待機!でお願いします!!












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つくる、つくる、つくる
先週末のゆくりさんでの在廊、お運び頂いた皆様、お買い求め頂
いた皆様、そして日曜にはパンの販売をしてくださったHOHOさ
んにも、ありがとうございました。予想よりも一週間早くやって
来た桜の満開に、慌ててお花見に出掛けられた方も多かったので
はないのでしょうか?それで良いと思います(笑)。桜の見頃は
本当に短い。でもゆくりさんでの展示は今月末まで続きます。優
先順位としては「お花見」で間違いないと思います、ハイ(笑)。
お陰様でゆったりとしたペースでお客様とお話ししながら、製品
を手に取って頂くことができました。世の中には整理券を配って
入場制限をかけながらの展示もあると耳にしますが、きっとどこ
か遠くの世界のお話しなのでしょう。僕にはこれくらいのペース
が性に合ってます。普通の人間(僕)が、世の中に数多ある職業
の中からたまたまたどり着いたのが今の僕の「ものづくり」とい
う仕事なのであって、何ら特別なものではない。そこだけはキチ
ンとお伝えしておきたいのです。普通のオッサンなのですから。

何のこっちゃな話しになりましたが…ゆくりさんでの展示は今月
末まで続きます。17日のワークショップは満席になってしまっ
たようですが、会期はまだまだございますので一度といわず二度
三度、ゆくりさんまでお運びください。よろしくお願い致します。

そして21日(土)からは滋賀県野洲市のsavi no niwaさんでも
二人展が始まります。ここに来てルーターの長期故障がジワジワ
効いてきていますが(汗)、雑念を取り払って制作に集中してお
ります。つくる、つくる、つくる日々。普段通りの日常なのです。











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復活(暫定的)!
故障から一ヶ月と二週間、移住後お世話になっている機械屋さん
からルーターヘッドの修理見積もりの連絡が来た。機械屋さんの
方ではバラせず、メーカーに送ったと聞いた時から嫌な予感(確
信)はあったものの、送ってしまったものは仕方がないので見積
もりを待つことに。「ウチではバラせないのでメーカーに送って
良いですか?」と送る前に確認してくれればその時点で別の行動
にも移れたのですが…。案の定、中古で購入した本体価格よりも
だいぶ高い修理見積もりが。営業さんに「とりあえずペンディン
グで」と伝え、なるべくやりたくはなかったのですが飛騨で世話
になっていた機械屋の社長に電話してみる。事情を話し高額な見
積もりが出ていると伝えると「そんなん払わんでええ。ルーター
ヘッド送ってやるで、それ付けときゃええ。」そこからの展開は
早かった。事実、社長に電話した日、つまりは岡山の機械屋さん
から見積もりが届いた日の2日後には、別の個体から取り外した
ルーターヘッドが届き、とりあえず作業を再開することができた。

木工どころという土地柄か「機械の故障」という事態に対しての
危機感が飛騨の機械屋さんは高い気がする。作業できないという
事態がどれだけ深刻に生活を圧迫するか、当然のように知ってい
るのだと思う。とりあえず作業が再開できる方法を最優先で考え
てくれる。我々にとって、そんな感覚を共有してくれる機械屋さ
んの存在はやっぱり何よりも頼もしいし、単純に救われるのです。では何故最初から飛騨の機械屋さんに連絡しなかったのか。移住
して来て以来、なるべくならこの土地の機械屋さんのお世話にな
るのが自然なことだと考えたから。事実、サンダーのモーターが
焼けた時もルーターのベルトが切れた時も、修理をお願いしたの
は件の岡山の機械屋さんでした。スピード感はさて置き、キチン
と対応してくれるし消耗品の注文もお願いしてきました。僕の性
格上、例えば相見積もりを取ったりするのは好きじゃないし、プ
ラン2(今回の場合は飛騨の機械屋)はアタマの片隅に置いてお
く程度に止めておきたかった。この辺りが僕の経営者としての弱
さなのでしょう(苦笑)。実際途中からどこまで引っ張るのかと
ことん付き合ってやろうなどと楽しんでしまっていた節もあるし。

今回のミスは単純に「ベアリングの破損」程度の故障で、簡単な
修理の分類だと僕が判断してしまったこと。勉強になりました。

タイトルに(暫定的)と入れたのは、とりあえず送ってくれたル
ーターヘッドの方が古い個体で作動音にやや不安があることを伝
えると、元々ついていたものを飛騨に送り、修理後返送してもら
ってもう一度付け替える、という話しに落ち着いたから。それで
も岡山の機械屋さんからの見積もりの約4分の1の金額ですんだ
のだから御の字です。パッチワーク状態のルーターでガンガン作
業中です。音が高いので少々怖いですが、ここからフル回転です!











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ルーター休暇中
1月末のこと。作業中のルーターマシンから異音が。「ゴー、ギ
ャギャギャギャ!」。「あ、これヤバいヤツ」と思った瞬間ドン
ッ!と軸がストップ。慌てて電源を切り手で軸を回転させてみる
も相当な負荷が。多分ベアリングが逝ってしまったな…。以前布
製のベルトが切れた際にもお願いした機械屋さんに電話してみる。
が、繋がらない。「月末やし忙しいんやろな…」と思い、翌日念
のため事務所にも来訪依頼のメッセージを残す。事務員さんが「
今本当にバタバタしていてすぐにはお伺いできないかも…」と遠
慮勝ちにおっしゃるので「急ぎはしませんのでお時間ある時で結
構ですよ」と伝える。飛騨で機械一式を揃えて持ち込んだ僕とし
ては、修理と消耗品の細かい仕事だけ、つまりはこっちの都合だ
けの我が侭な依頼ばかりをしているという自覚がある分、無理は
言えません。言える人は言えちゃうんでしょうが、僕には無理。
後日携帯が繋がり、担当の方と状況を話すことができたのですが
「社員が一人辞めて業務が回りきっていない」とのこと。担当の
エリアが広く、一ヶ所で掛かる時間が読み切れない仕事。改めて、
飛騨が特殊な土地だったのだと思い知る。色々な意味で、融通が
効いていた。でも僕が腰を据えた場所には、この場所のスタイル
がある。僕自身の感覚を改めていくしかない。一人で仕事をして
いるとなかなか直面する機会が少ないのですが、人材不足の波は
静かに広がっているのだろうな、と感じてしまいます。数ではな
く、質の方の話し。「戦力」として考えられる人材。子ども達が
働き始める頃の世の中を想い、どんな大人に成長するべきか、最
近よく考えてしまいます。答えなんて出てこないないのですが…。

スッキリ復活する日を心待ちにしつつ、ルーターさん休暇中です。











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試作楽しや
来春の展示に向け、ゴソゴソと試作を始めております。思えばこ
こ数年、じっくりと試作に向き合う時間はほとんどありませんで
した。同じものを同じようにつくることに抵抗は無い方なのです
が、不意にやってくる閃きやアイデアをカタチにできないフラス
トレーションが無かったと言えば嘘になる。つくり手あるあるか
も知れませんが、ものをつくりながら、手を動かしながら、その
対象物とはまるで違うモノのことを考えていたりする。「あれを
こうやったら面白いんじゃないか」、「あれをこう使えばこんな
加工が出来るんじゃないか」、「あの刃物を使えばいい感じにな
るんじゃないか」等々…。そうやってストックしてきたアイデア
やイメージをやっとカタチにできる。一番面白い時かも知れない。
色々とつくってみて、どれが定番に昇格するかは分からないけれ
ど、取り敢えずはカタチにしてみる。そしてしばらくは手元に置
いて実際に使ってみる。そこから得られる情報を加味して、最終
的に判断する。ヤバい。楽しい。売るあても無く、売れる確証も
ないままものづくりに深く没頭していた飛騨時代を思い出し、苦
笑する。色々と変わったようで、意外と何にも変わっていないの
かも知れないと思い、作業場で一人声を出して笑ってしまった。

試作は楽しい。












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計算してみる
ここ最近、4月のゆくりさんでの個展でご注文頂いた彫り盆をコ
ツコツ彫っていました。ようやくすべての工程が終了し、発送の
段取りへと移りつつあります。画像は一回目のオイル塗装の風景。
木地がグッとオイルを吸い込み、木目がより鮮明に現れる瞬間は
制作の最終局面、いわばハイライトです。ワークショップとかだ
と一番の盛り上がりを見せる場面なのですが、嫁さんにとっては
まるで流れ作業のように手際よく、愛情を持って進んでゆきます。つい魔が差したというか…よせば良いのに計算してしまいました。
このお盆の彫りを直線距離で計算したらどれくらいの長さを彫っ
ているんだろう…。ふとよぎった素朴な疑問から目を逸らせずに。

お盆のサイズは縦28cm、横36cm。
1本の彫りの長さが25.5cmで、それが37本

25.5 × 37 = 943.5(cm)= 9m43cm5mm

9メーター超えか!平均的なマンションの4階の高さに相当する
そうです。3ナンバーの乗用車2台分の長さ(縦列駐車でね)く
らいですって。ハハ!やっぱり計算するんじゃなかったよ(笑)。
週明けにはゆくりさんに向け発送予定です。お待ち頂いている皆
様、今暫くお待ちください。こう見えて、楽しんでいるんですよ。











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