やっちまった件
つい先日のこと。ちょっとした不注意から携帯電話を壊してしま
いました。電源は入るし通話もできるから多少(大分)使い辛い
けど使えんことはないと思っていたのですが、たまたま入ってい
た保証が効く上に、色々なサービスを駆使すれば2000円ほど
で新しのに交換してもらえるとのことなので大人しく嫁さんの言
う通り交換してもらうことに。で、同じのが昨日やって来ました。でも正直なところ、本当に申し訳ないのだけれど、まったく心が
ときめかない。事実、壊れた時も「あ」と思っただけで、そのま
まそっとテーブルの上に置いたまま2日ほど放置していたし。思
い入れというものがまったくと言っていいほど無い。前に使って
た機種は気に入って大切に使っていたのですが、液晶がまっ暗に
なってしまいショップに持って行くと「もう修理できない」とあ
っさり言われてしまい泣く泣く機種変。それが今回の携帯。身の
まわりのものについてはなるべく気に入ったもので固めておきた
い僕にとって、今一番残念な存在がこの携帯電話かも知れません。
スマホにしろよ!という声が聞こえてきそうですが、現時点でス
マホの必要性はまったく感じていないし(スミマセン)、本当な
ら持たなくてもいい気もするけれど「子どものお迎えに要る!」
と言われれば返す言葉もなく、ほぼ惰性で持っているような状態。
ガラケーで気に入ったものが出てくれると良いのですが…。格好
良いかも?と思って調べてみると「防水・防塵機能」が付いてな
かったり。粉塵まみれの仕事柄やっぱりそれだとキツイですしね。

若い頃、お金がなくて当時流行り出した「レンズ込みで◯◯円」
みたいなメガネを使ったことがあります。でもやっぱり気に入っ
てる訳じゃないので大事にしない。なぜか「値段相応」の雑な扱
いをしてしまう。結果、早いタイミングで壊してしまい(確かメ
ガネのままサッカーしてて壊したような記憶が…)、それ以降は
多少背伸びをしてでも気に入ったモノを手に入れて大切に使う、
というスタイルに移行していったように記憶しています。結果的
に、その方が割安だったりもしますしね。でもせっかく縁あって
僕の手元に届いたこの携帯。次のお気に入りに出会うまでは大切
に使わねばと思う今日この頃です。ガラケー、需要ないのかな…。










 
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通常運転へ
気が付けば元号も変わり、10連休もゆくりさんでの展示も滞り
なく終わり、モラトリアムで現実離れした一週間をやり過ごした
後、まるで何事もなかったかのように作業場でものづくる日々を
取り戻しております。初夏のように暑かった週末がウソみたいに、
朝晩石油ストーブに火をつける5月の半ば。来月1、2日に迫っ
た「にわのわ」出展に向け、慌ただしく(若干焦りつつ)制作に
没頭しています。あれもこれも欠品していて嫌な汗が流れます…。非常に遅くなってしまいましたが、ゆくりさんでお会いできた皆
様、お運び頂いた皆様、そしてお買い求め頂いた皆様、今回も本
当にありがとうございました。連続4回目の展示ということで少
なからず不安もあったのですが、蓋を開けてみればたくさんの方
々にお運び頂けて感謝感激雨あられ。こういう思い切った挑戦も
悪くはないのだなあと感じた次第です。「業績の右肩上がり」を
前提に物事が進められていたサラリーマン時代。色々な矛盾や理
不尽に辟易し、最小単位でなるべく小さな事業にまとめる、借金
はしない、右肩上がりに固執しない、の3点を胸に刻み、この仕
事に舵を切りました。サラリーマン時代の経験(反動?)からか、
やるべきこととやるべきではないことがはっきりしている分、色
々なことが明確になっているような気もします。経営者的な感覚
はどこかに置き忘れて来てしまったみたいですね(笑)。ゆっく
りと自分の速度で、ボチボチ歩いていこうと思います。3年前の
ゆくりさんでの個展のタイトルが「目と手と心が届く場所」でし
た。僕にはそれくらいの距離感がちょうど良いのだと思うのです。












 
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お茶の時間
2月から続く展示の準備や確定申告。そしてカンタの卒業式と謝
恩会係り。この春の嫁さんの両肩にのしかかった負担は、それは
それは大変なものでした。特に謝恩会係りは会場のセッティング
から企画から何から、普段ほとんどLINEをしない嫁がほぼ毎日i
Padとにらめっこして難しい顔をしている。頑張ってました。何
はともあれ、子どもたちも先生方も、そして保護者の皆さんも楽
しんで頂けたようで、共に準備を進めた3人の係りのお母さんと
諸々ご協力、サポート頂いたお母さん方には本っ当に感謝です。
よそ者の我家も、ここにきてようやく胸襟を開いて分かり合えた
ような感覚。傍から見ているだけなのですが、最後の最後に大き
な役割を担わせてもらえて良かった。意義深い経験だったと思い
ます。そしてその反動か、完全に燃尽き症候群のような最近の嫁。でもようやくここに来て、ゆっくりとお茶をする余裕が生まれつ
つあります。でも今月末からはsavi no niwaさんでの展示も始
まるし、そうこうしてる内に中学が始まるし、多分今まで以上に
バタバタすることでしょう(涙)。でもきっと、そうやって日々
は続いてゆくのです。お茶の時間も大切に、焦らず行きましょう。











 
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寒い朝
啓蟄もとうに過ぎ、春の足音が聞こえ始めたかと思ったら…。い
ったん緩み始めた身体には堪える寒い朝です。ジワジワと緑(雑
草)に覆われ始めた周辺をよそに、バケツの水は薄くではありま
すが凍っています。クルマの窓の霜を落としてから、子どもたち
をバス停まで送る。長男カンタの小学校生活は19日の卒業式を
もって修了。あんまり実感というものは湧かないのですが、何せ
これからも彼らの人生は続いてゆく訳で、1つの区切りとして淡
々と迎えるつもりです。自分たちが木工の道に進むと決めたとき、
只々漠然と、大丈夫、何とかなる、と信じることができたように、
カンタもハルコもシンプルに大丈夫。この先どんなことが起きよ
うとも、君たちなら何とかなるし何とかできる。永久保証付です。
冬の間、北側の法面の木を切りました。伸び放題だった木々の落
ち葉で雨樋が詰まったり、なにより薄暗かったりしたのを解消す
るべく、寒い間にボチボチ切って行きました。ヘビの巣穴がたく
さんある法面なので、彼らが眠っている間に作業を終わらせたか
ったのと、さっさと処分する(燃やす)ためにも成長が鈍くなっ
ている秋冬の時期がタイミング的にもよいのです。ビフォーの写
真を撮らずにいきなりのアフターなので何のこっちゃ?な画像で
すが、台所からの景色はずいぶん明るくなりました。チェーンソ
ーを持っていないので手鋸での作業。なので「ボチボチ」です。
木を相手に仕事してますが、チェーンソーだけは手を出す気にな
れません。何ででしょうね。同じように見えて、決定的に違う何
かを感じてしまうからなのでしょうか。上手く説明できません。

さて本日から「工房からの風から」始まります。お近くの方と遠
征可能なかた、是非ともお運びください。よろしくお願いします。












 
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なるべく素直に
久々に、行って参りました和歌山に。会いたい人
や訪ねたい場所があるというのは、とても幸せな
ことなのだと思うのです。それなりの遠方、機会
がなければそうそう立ち寄れないのは致し方ない
として、例え何年かの月日が流れたとしても、会
えばすぐにいつものペースに、或は正しいペース
に戻れる(戻してくれる)人、場所。とてもニュ
ートラルな気持ちで、また新しい一歩を踏み出す
パワーをもらって、美作の古家に帰ってきました。初めてお伺いする「ラ・メゾン・クロシェット」
さん。昨年の9月にオープンされたばかりのお店
なのですが、食堂ことぶき(旧 ti.po)さん同様、
しっかりとオーナーS本さんイズムが注入されて
いて、とにかくご飯が美味しい!普通に出てくる
ほうじ茶もまた香り、味ともに絶品!京都出身の
僕としては錦市場の雑踏が、当たり前のように頭
をよぎる始末。原価率だとか粗利がどうとか、多
分考えてはいないのではないか(失礼!)と思わ
ずにいられないクオリティーとコストパフォーマ
ンスの高さ。在廊と言いつつ、お昼は「ラ・メゾ
ン・クロシェット」で頂いて、夕食は「食堂こと
ぶき」で頂くという、言わば和歌山版フルコース
(個人的見解)。本当に堪能して、満腹な状態で
眠気と戦いながら(笑)帰路についたのでした。

きっとS本さん始め、二つのお店のスタッフの皆
さんは美味しいものを提供したい、お客様に満足
して頂きたい、というとてもシンプルな願いに対
して、本当に素直なのだと思う。僕も見習いたい。

「Semi-Aco 木のものづくり展 vol.4」
LA MAISON CLOCHETTEにて、会期は2月17
日まで。会期が重なっております東京は目黒区五
本木のMIGO LABOさんでの四人展は19日(火)
までの開催です。お近くの方は是非お運びくださ
い。なるべく素直に、そんなことを思っています。












 
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スロースタートからの…
年末の締め括りに使おうと思って撮っておいた画像。バッタバタ
過ぎて結局更新できなかったのですが。ざっくりとした大掃除を
終え、それぞれの機械の定盤にシリコンスプレーを吹いてパチリ。
そっと頭を下げて作業場にお礼を言い、一年を締め括りました。
テレビのない我家では、PCで見る動画や配信が家族の団らんツー
ルとなるため、作業は滞ります。ま、別に文句もありません。作
業場の冷え込みは厳しいですが、家の中は暖かいですし。木っ端
はいくらでも出るので作業場に薪ストーブでも入れたいのですが、
機械やら作業台やらの間隔がせま過ぎて危険だと反対されてしま
います。確かに危ないかも…。日によっては作業場の中の方が外
より寒かったりして。古家あるあるですね(笑)。今年もダウン
ジャケットとニット帽と、赤外線ヒーターで冬を越す見込みです。

そんな作業場では、2月の展示(東京と和歌山)に向け動き始め
ています。詳細は後日お伝えするとして本格始動、始まってます。









 
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2019年 初春
2019年、明けましておめでとうございます。

いつも以上にバタバタと過ぎ去ってしまった年末でしたが

今年も家族4人で穏やかに過ごせたことが何よりです。


昨年同様、色々なことが起こる一年になるのだとは思いますが

なるべく真面目にコツコツと、

目の前の事象に一つづつ向き合ってゆきたいと思います。

地球規模的には、穏やかな一年であることを切に願います。

こればっかりはどうにもならないのかも知れませんが。

自分の小ささに押し潰されることなく、

笑っていられる一年になりますように。

もとい、笑っていられるように頑張ります。

今年も引き続き、よろしくお願い致します。













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新鮮さのようなもの
先日のデザインラボラトリー蒼でのワークショップ、ご参加頂い
た皆様には本当にありがとうございました。そして色々と準備や
ら告知やらをしてくださったスタッフの皆さんにも、ありがとう
ございました。蒼でのワークショップは3回目か4回目?になる
かと思うのですが、毎回新鮮な気持ちで出来上がってくる作品を
味わわせて頂いております。何度も書いているような気がしない
でもないのですが、普段自分自身が決めた「規格」というものに
ある意味縛られて、どこか淡々とものづくる自分にとって、新鮮
な興味と思い通りには行かない難しさを目の前にしつつも楽しそ
うに彫刻刀を振るう皆さんの真剣な表情はとにかく眩しく、少な
からず元気を分けてもらえるものなのです。集客やら準備やらは
それなりに大変であったとしても、続ける大切な理由の一つです。怒られるかも知れませんが、ご参加くださった皆様の真剣な表情
や苦しそうな表情、そして出来上がった時の嬉しそうな表情を見
ていると、本当に色々なものが満たされてゆきます。その一連の
流れはどこか自分自身に薄らいでしまった新鮮さを取り戻すよう
な感覚でもあります。失いたくないものの一つですよね、新鮮さ。












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滞る
決して止まることなく、手とアタマは常に動き続けてはいるので
すが。滞り勝ちです、ブログの更新。世の中の主流は間違いなく
SNSでの情報発信に傾いていて、おかげ様でこのブログへのアク
セス数も一時のことを思えばずいぶん落ち着きを取り戻し、書き
手としてはホッとするやら安心するやら「こうでなくっちゃ!」
という思いで眺めております。同時にこんな時代に尚このブログ
に足を運んでくださる方々には、本当に頭の下がる思いなのです。今月に入ってから、12月の二人展に向けた制作に追われ、普段
とはことなる大物や特注品なんかもつくっている関係で、やや調
子が狂ったりもしています。作品の大小に関わらず、新しいもの
や初めてのものに取り組む時はそれなりに集中力と時間が必要に
なるものなのです。当然納得のいくモノをつくりたい。そのため
の努力は惜しまない。でも、いざカタチになって見ると「アレ?
」なんてこともあったりして。でもその「アレ?」が時間を置く
と「エエやん!」に変わったりするもんだからややこしい(笑)。

ブログの更新は滞り気味ではございますが、悪戦苦闘の日々は続
いております。温かくも緩やかなお気持ちで見守ってくださいね。












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手でつくる
穏やかな日々を過ごしつつ、でも12月の二人展のことなんかも
頭によぎりながら地味にソワソワしている今日この頃。皆様いか
がお過ごしでしょうか。こないだの土曜の話しなのですが、「ス
ロウな本屋」さんで開催された『おむすびのにぎりかた』著者の
宮本しばにさん おむすびワークショップ
に参加させて頂きました。ホントはワークショップで使う木のお皿の貸し出しということで
当日お伺いさせて頂いたのですが、午後からの部に欠員が出たと
いうことでスロウな本屋さんのご好意で急遽参加させて頂くこと
に。おむすびを握るって何年ぶりのことだろう。しばにさんのお
話しを聞きながら、思いがけず母親の握るおむすびのことを思い
出す。僕は普段家で仕事をしているので当然昼ご飯も家で食べる
のが普通。朝ご飯に握ったおむすびが昼ご飯で出てくることも多
く、多分一般的な家庭よりもおむすびをよく食べているような気
もします。ただ子どもたちのことを思って握られたおむすびはや
や小振りで、いつの間にかそれが「普通」になっていたのでした。
でもワークショップの最中にしばにさんが「おむすびの思い出、
なあい?」と問いかけられるのを聞いて、不意に思い出したのは
母親のおむすびだったのです。子どもの頃、兄と二人兄弟の僕た
ちに出されていたおむすびは俵がたで、しっかりと握られた密度
と質量の高いおむすびでした。憧れた混ぜご飯などではなくシン
プルな梅干しか塩昆布で、とにかく腹持ち重視なおむすびでした。
そして何も考えずに握ったおむすびは、やっぱり俵がただったの
でした。握りが甘く、食べてる最中から崩れそうになりましたが。宮本しばにさんという方について、申し訳ないのですが何の知識
もないまま「初めまして」とご挨拶させて頂きました。でも何と
いうか、お話しがまるで法話のような、説法のような。分け隔て
なく振る舞われる様はとてもチャーミングで、とても魅力的な方
でした。購入させて頂いたご著書にサインを頂いた時はまるで人
生相談か何かのように(笑)色々とお話しさせて頂き、最後には
「頑張ってね!」と励まして頂いてしまいました。でもとても素
直に、「ありがとうございます」と頭をさげる自分がいて、もっ
とお話しを聞いていたいな、もっと話してみたいな、と思わせて
くれるとても素敵な方でした。とても貴重で、大切な一時でした。

今回はお皿の販売等は特に行なっていなかったので後日談として
のご紹介だったのですが、ワークショップでお使い頂いたお皿類
の注文はスロウな本屋さんで受け付けてくださるとのこと。気に
なった方はスロウな本屋さんまでお問合せください。

スロウな本屋さん、宮本しばにさん、ミシマ社のお二人、そして
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。楽しか
ったです。またの機会を楽しみにしています。












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