一区切り
6月1日は水落としの日。我々の住む里山は頂上付近に位置する
大芦池の水を引いて、代々稲作を行ってきました。そして今日6
月1日が、池の水を落として里山中に張り巡らされた水路を通じ、
それぞれの田んぼに引き込む日なのです。昔は本当の意味での死
活問題。水を巡っての諍いもしょっちゅうあったのだとか。今は
田んぼの枚数も減って水が足りないなんてことはありませんが、
昔はどんなに狭くても、水が引ける土地は田んぼにしたそうです。同じく今日、県をまたいだ移動への自粛要請も解除となりました。
名実共にとは言えませんが、一区切りです。首都圏でも大手商業
ビルや各施設が営業を再開したそうです。僕が住む里山とはエラ
イ違いですが、実は案外同じ種類の「一区切り」なのかも知れな
い、などと感じています。首都圏や北九州市の動向は気になりつ
つも、もうすでに「コロナが在る」という前提のもと生活を、経
済活動をも継続して行かなければならない。或いはそうせざるを
得ない段階までことは進んできているのだと感じています。共存、
共生の段階と言うか。決して変な意味ではなく、インフルエンザ
の様に、ウチの周りに普通にいるマムシの様に「それって在るよ
ね、居るよね」という感覚。油断したり楽観視したりするのはま
だ早いとは思うけれども、必要以上にナーバスになる時期は過ぎ
たのかな、と。一人ひとりの意識の好転を、心から願っています。

そして我が家の中学2年生、ようやく今日から学校再開です。コ
ロナの影響で中間テストは中止。今学期は期末テストのみの実施
なのだそう。ゴロゴロしてたバチが当たればいい!と思ったりす
る父なのです。ググっと動き始めた6月1日が皆さんにとっても
良い日であることを願ってやみません。顔を上げて行きましょう。













 
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新築竣工!
仕事が早いな…。すごく羨ましい。土地(場所)選びに時間をか
けた分、決まってからの仕事は実に早かったツバメの番。週末の
雨ももろともせず、せっせと単純作業を繰り返し、本能の赴くま
まに、今やるべきことにひたすら集中する彼らの動きには清々し
ささえ感じてしまいます。迷いのない仕事ぶりはやっぱり美しい。在来工法の家なら土壁塗った状態で半年ほどかけて乾かす場合も
あるのでしょうが、彼らは出来上がったそばから代わる代わる新
築の家(巣)に納まり、具合を確かめつつ、来たる産卵にに向け
心躍らせている様に見えます。そりゃ希望に胸膨らむ時やもんね。左にあるのが空き家で、色が白っぽいの分かります?右奥のが新
築で、まだ全然乾いていない分土色というか、濃い茶色のままで
す。別にツバメのための分譲地って訳ではないのですが、巣が集
中している梁は出入り口に挟まれた、作業場の中で一番風通しが
良い所。しかも僕がお皿やお盆を彫る作業台のすぐ側。彼らはそ
こまで計算に入れて土地探しをしているのだと思う。スゴいっす。
何年か前、子育て中の番が異常に鳴き叫ぶから何事かと思ったら
作業台の横からスルーっとカラス蛇(シマヘビ)がヒナを狙って
いたことも。僕もヘビは怖いのでそんな時のために備え付けてあ
るエアガンで「ゴメン!」、「あっち行って!」と撃退。ツバメ
はきっとそんなことも想定しつつ、人間に割と近い場所に巣を構
えたりしているみたいです。僕が普通に仕事してるのにコソーッ
と入ってくるヘビもどうかと思いますが…。ホントやめて欲しい。

新型コロナへの不安がだいぶ有耶無耶になってきた所に、飛騨を
はじめ各地で頻繁に起きている地震の知らせに心がザワつきます。
「異常気象」や「非常事態」が平常や日常になる時代。ツバメを
始め、人間以外の生き物の目にはどんな風に映っているのか。ど
んな変化を感じ取っているのか。妙に気になる、今日この頃です。













 
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繰り返すことの喜び
まさかまさかの…新築ですか?ウチの作業場には空き家(巣)が
3軒ほどあるんですけど…。今年も帰ってきてくれたツバメの番。
巣立った実家に戻るのかと思いきや、なぜか新築着工。2〜3日
作業場の中を飛び回っては梁のホコリや土壁をポロポロと落とし
つつ、一等地を物色。とは言え先にも書いた通り、すでに3軒も
建っているのだから4番手の土地を念入りに物色している、と言
ったところでしょうか。ようやく決めた土地(?)は手磨き用の
作業台のギリ上。今後は深刻なフン害の発生も見込まれるので早
々に作業台の位置をずらして対策を講じる。もう慣れたもんです。空き家(巣)、画像の2個と梁の裏側にも1個、残ってます。同
じ建物の中に同時期に巣を構えることってしないのでしょうか?何回も見たツバメの巣づくり。枯れ草と土を咥えてきて上手い具
合に土を丸めて枯れ草を留めてゆく。それを繰り返して、土を接
着剤兼構造材に、枯れ草を骨材兼連結材として巣の強度を保ちつ
つ成形して行く様は、思わず作業の手を止めて見入ってしまう程。
これって在来工法で言う所の「土壁」と同じ理屈なんですよね。

作業場や工房、軒下なんかが汚れるという理由でツバメを嫌がる
方も居られますが、基本一人で過ごす作業場に自分以外の生き物
が、家族単位で暮らしてくれていることに嬉しさを感じます。ま
してやそんなサイクルが絶えることなく続いてくれていることに、
喜び以上の感謝みたいなものを感じたりもします。新型コロナの
影響で世の中の空気感が少しだけ変わってしまったとしても、そ
れでも絶えず繰り返されていることがこの世の中にはまだまだ沢
山ある。良いことも、悪いことも。何に喜び、何に感謝するのか。
自分たちで判断できる家族でありたいと願う、5月の雨の日です。














 
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地力の強さ
飛騨小坂に住む友人から、山菜が届きました。何となく重い空気
の中、一服の清涼感を感じさせてくれるメールと共に。地元の下
呂市小坂町の山岳ガイドとして、主に小坂の滝めぐりを中心に活
動する傍ら、小坂の魅力をもっともっとたくさんの人に知っても
らいたい、感じてもらいたいと精力的に活動してきた熊ちゃん。
彼とは飛騨時代に務めていた木工会社の同期として知り合い、熊
ちゃんは新卒で僕は30の中途採用みたいなもんだったので歳の
差はあったのだけれど、しっかりとしていて信用できる人だなあ
という印象が鮮明に残っています。僕が岡山に移住した後、程な
く熊ちゃんも木工会社を辞して小坂を盛り上げるべくNPOを立ち
上げ、さらに時を経て現在は「216WORKS」という合同会社を
設立し、代表としても活動している二児の父なのです。そんな小
坂の町にも例外なくコロナの影響は及んでいて、ガイドの仕事は
勿論ゼロで滝めぐりの散歩道も閉鎖された状態。同じような状況
の方々はたくさんおられるのだとは思いますが、深刻な事態です。
でもそんな中、「人が来れないのならこちらから届けよう」と山
菜の通販を始めたところ思いの外好評で、今回たくさん採れたお
裾分けを送ってくれた次第。フットワークの軽さと前向きな姿勢
が熊ちゃんの魅力。あと目力の強さも(笑)。ホント頑張ってる。岡山でも山菜は採れるのだけれど、冬の終わりから春先にかけて
も食べられる野菜はそれなりにあって、美味しいし大好きなのだ
けれど、正直それほど「有り難み」を感じることはありません。
でも飛騨の厳しい冬を越しかけた頃、雪の間から芽吹くふきのと
うの苦味に、何とも言えない力を貰った経験は、僕の舌と感覚に
深く刻みこまれているのです。厳しい冬を乗り越えたご褒美みた
いなたらの芽、こごみ、こんてつ(コシアブラ)、のびる、行者
にんにく、あずきな、クレソンたちの滋味。気分的なものかも知
れませんが「有り難み」と「力強さ」が、ケタ外れに違います。
家で過ごす時間が増えて、外食の機会もめっきり無くなった皆さ
んに、個人的に飛騨の山菜はオススメです。元気になれますよ!

・小坂の滝めぐり→

・216WORKS ニジイロワークス→

コロナ禍が終息したら、行きたいところがまた増えました。前か
ら行きたかったんですけどね。熊ちゃんが家族でウチに遊びに来
てくれたのが5年前!あの時はまだ3人家族やったもんね。それ
以来、年賀状のやりとりくらいしか出来ていなかったけど、ちゃ
んと「繋がれて」いた気がしています。SNS経由で昨日の晩何を
食べたのかは知らなくても、僕は気にしないし気にもならない。
数少ない友達と、細く長く繋がっていられれば僕は幸せなのです。














 
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更新される日常、普通
やっぱり新型コロナ関連の話しかないのかな、と。とりあえず遅
れ馳せながらの緊急事態宣言が出て、少しは世の中がピリッとす
るのかと思いきや、国と都道府県の足並みもろくに揃わず「何だ
かなー」な気分。今はまだ、そんなにたくさんの補償はできるだ
けしたくない!という思いだけが強く伝わってきます。先(終息)
が見えない以上、一回の補償だけで終わるとも限らないのだから
ここは慎重に、という思いは理解できるのだけれど、だったらそ
れをキチンと国民に伝えなくちゃ。などと一民間人は思うのです。岡山県の東側に位置する我が街美作市では、小中学校とも休校の
処置はとらず、卒業式・入学式いずれも最小人数での開催となり
ましたが、滞りなくとり行われました。とは言え、岡山県南部や
お隣兵庫県では休校措置の延長が決まったり、全国各地で大変な
思いをされている方々も多いのではないかと思います。くれぐれ
も気持ちを強く、いや強くなくても良いから、連綿と続く日常に
自分を慣らしていくような感覚で、自身の中の普通を更新してい
くような感覚を心のどこかに抱いておかれることをお勧めします。

良いか悪いかは別にして、人間はある程度慣れることで環境に対
応することができる生き物なはずです。しっかり食べてしっかり
眠って、手洗いうがいを普段以上にしっかりと。より一層生き物
らしくなるよう「当たり前」の基準をリセットするような感覚で。

子どもたちの学校が始まると、我が家ではいよいよ普段通りの日
常が続いております。普段から作業場に引き篭もって生活してい
る僕にとっては、たまについて行くスーパーへの買い出しと材料
屋さんへの仕入れくらいでしか出掛けないし、正直ほとんど(全
く)変化なし。上の子のバス停までの往復にしたってクルマ降り
ないし。ただ高齢な方が多いご近所さんとの交わりは、意図して
断つように心掛けています。東京行ったり京都に帰省してた関係
で、自分たちも保菌者である可能性は十分にあるという認識だけ
は強く持っています。間違っても「自分達だけは大丈夫」なんて
思いません。そこには「根拠のない自信」なんて必要ないのです。

画像は少し前に届いたクルミの丸太。ジャンジャン割ってジャン
ジャンつくるぞ!と思っていた矢先の新型コロナの深刻化。まあ
人生そんなもんです。思い通りに行かないのが、当たり前のこと。
日々更新される「日常」と「普通」に、一喜一憂し過ぎることな
く、心穏やかに暮らして行ければと願う今日この頃。色んなこと
が鮮明になる良いタイミングなのかも知れません。こういう時に
こそ、割と本質的なことが見えてきたりするかも知れませんので。















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4月の予定
今日で3月が終わって明日からは新年度。新入学生や新入社員は
勿論、不安と期待を胸に、それぞれの一歩を踏み出す区切りのタ
イミング。のはずなのですが。本当にコロナの影響は計り知れず。
昨日の志村けんさんの訃報は本当に驚きました。作業場のラジオ
で一報を聞き、思わず仕事の手を止めて母屋の嫁さんに伝えに行
ってしまいました。カチリと、新たな局面に切り替わった音が聞
こえたような嫌な気分。世の中の(特にこの国の)危機感が少し
でも高まることに繋がれば、これまで新型コロナが原因で亡くな
られた方々の魂も少しは浮かばれるのではないかなどと考えてし
まいます。昨日は書かなかったけど、ある種の戦争状態なんです。そんな中すでにインスタグラムでもお知らせしました通り、ゆく
りさんでの個展(画像左)の延期が決定しました。勿論、事前に
協議を重ね、ワークショップのやり方仕方についても工夫をして
新型コロナに備え、DMの配布まで済ませて頂いていたにも関わ
らず、止むなく延期という判断をさせて頂きました。楽しみにし
て下さっていた方々には申し訳ない気持ちで一杯です。9月の開
催を目処に現在調整中です。その頃には全世界が穏やかさを取り
戻せている事を信じて、今出来うる事を普段通り続けるまでです。

そしてモノスタイルさんでの企画展「お茶とおさんじ」は予定通
り、4月4日(土)〜25日(土)まで開催されます。出展作家
は岡野達也・加賀雅之・鯨井円美・高木剛・田中大喜・とりもと
ガラス店・三浦郁子・守田詠美の8名。こんなご時世、是非とも
お運びください!とは言いにくい気持ちもあるのですが、ご興味
のある方は十分な対策をされた上でお運びください。矛盾がある
のは重々承知の上ですが、家に篭る時間が長くなるこの頃、我々
のようなつくり手の仕事が、少しでも気分を高めたり、落ち着か
せたりすることができるのならば、こんなに幸せなことはないと
思っています。当たり前のことですが、皆それぞれ続けてゆかな
ければならない暮らしと生活があります。ある意味明確な正解が
ない今の状況、それぞれがそれぞれの判断で、自分自身とその家
族、向こう三軒両隣くらいのことまで思いやれるような、そんな
気持ちを持ちつつ、日々を紡いでゆければと願っています。戦争
状態なんて物騒な話をしてしまいましたが、個人的には完全勝利
なんて目指さなくて良いと思っています。負けなければ良いんで
す。インフル同様、小競り合いを繰り返しつつ、共存していけば
良いんです。先ずはメンタル面で負けないこと。これ大事です!













 
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未曾有の日々
随分と間が空いてしまいました。書きたいことはいくつかあった
し、お知らせしなければならないこともあったのですが。今思え
ば一ヶ月ほど前、へゼリヒさんでの展示で東京に出向いたのがギ
リギリのタイミングだったのだなぁと。3月も終盤ですが、事態
はより一層深刻なものになりつつあるようです。感覚的にはまだ
まだ長引きそうな予感。色々な意味で「試されている」気分です。何かしらの災害や事件、大きな出来事があった時、どんなコメン
トを出すのだろうと気になる人が何人かいて、その一人がミュー
ジシャンの山下達郎さん。作業場のラジオから流れる「サンデー
ソングブック」という番組に彫刻刀を手に取ったまま耳を傾ける。
今回のコメントも、端的でスッと腑に落ちる内容。曰く、このよ
うな事態に必要な心構えは「寛容」と「臨機応変」と「専門家へ
の委託」なのだそう。揚げ足を取って攻撃的になったり、極端な
方向に凝り固まったり、ネットで拾った情報を訳知り顔で披露し
てみたり。自分自身も含め、身に覚えのある方も多いのでは?「
東北の震災の後にも同じような事を言いましたね」と山下達郎さ
ん。あれから9年も経ったのだから、少しは人類として、日本人
として進歩していたいものです。誰しもが経験したことのない未
曾有の事態。経済面では勿論、自宅に引き籠るストレスも表面化
してくるであろう時期。「寛容」と「臨機応変」と「専門家への
委託」。この3つを胸とアタマに置いて、難局をゆらりゆらりと
乗り越えて行ければと願っています。余計な力を脱いて、心と身
体を柔らかく。念仏のように「寛容」と「臨機応変」と「専門家
への委託」と繰り返しブツブツ唱えながら。どんな心持でいよう
が夜が来れば朝が来て、繰り返し日々は続いて行くのですから。











 
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僕の仕事
ワークショップというものに、特に思い入れがあ
ったという訳ではなかったように記憶しています。
そもそも「何かワークショップできる?」と聞か
れてその都度準備した、という感じ。しっかりと
木の板に彫刻刀で彫りを入れてお皿として仕上げ、
出来上がったお皿を使ってお茶とお菓子を頂く、
というスタイルが出来上がるまでには紆余曲折も
あったように記憶しています。曖昧な記憶ですが。この画像はへゼリヒさんでのワークショップ午前
の部にご参加くださった方々の作品。僕が口を酸
っぱくして言うのが「正解はない」ということと
「全部違うのが面白い」ということ。木工教室じ
ゃないんだから、キレイに上手につくることだけ
が目的じゃあない。同じクルミの板と同じ彫刻刀
を用意して始めても、間違いなく個性が出る。隠
そうとしても滲みでてくるものが。勿論、技量の
差や手先の器用さなんかで上手い下手は出てくる
かも知れないけれど、等しく「愛着」は得られる
はず。それが木の器とざっくばらんに付き合う入
り口になれば嬉しいし、すでに普段の生活に取り
入れておられる方にとっての新鮮な発見に繋がれ
ばそれも嬉しい。切っ掛けの場、であって欲しい。
こちらは午後の部の皆さんの作品。午前午後とも
力作揃いです。一生懸命で大らかで、皆素敵です。

モノをつくって売ることが、端的言うと僕の仕事
です。でもそれだけじゃ会社辞めて、安定した生
活を辞退してまで人生を方向転換した意味がない。
イヤ、意味がない訳じゃないけど、何か勿体ない。
ワークショップに参加して頂いて、ほんの数時間
普段使わない筋肉をフル活動して木の板を彫って
頂く。いつしか目の前の木の板と彫刻刀にだけ神
経が集中していって、つかの間非日常な時間が流
れる。そしてワークショップが終わった後に、我
々つくり手が生み出す作品たちの見え方、捉え方
が、ほんの少しでも変化していれば、と願うので
す。決して「どんなもんだい!」と自慢したい訳
ではありません。ただシンプルに、経験したから
こそ、多少なりとも苦労をしたからこそ見えるも
の、想像できるものが、きっとあるはずなのです。

きよし師匠じゃありませんが、小さなことからコ
ツコツと。僕がこの仕事を通じて出会った続けて
行きたいと願うことの一つが、ワークショップな
のです。展示を含め、可能な限り全国どちらでも
参ります。小学生以来の彫刻刀を握りしめ、木の
板を彫ってみませんか?つかの間の、非日常です。















 
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バタバタと逃げてゆく如月
建国記念日の翌日あたりだったでしょうか。その前の週くらいか
ら調子の悪かった我が家のMacが、約8年の寿命を全うし永眠さ
れました。インスタには嫁さんが上げていたのですでにご存じの
方もいらっしゃったかも。で、新しいパソコンをどうしようかと
検討しつつ、22日から始まったへゼリヒさんでの個展の準備に
忙殺され、やっと注文したものの納品は23日とのメールが。そ
のタイミングは東京なので連休明けの25日に受け取り日を変更
して、ようやく新しいパソコンが到着。設定やら何やら微妙に使
い勝手の変ってしまったMacのご機嫌がよくなったのが今日のお
昼頃のこと。ようやくです。約2週間のパソ無し生活、長かった。という諸般の事情を言い訳に、色々とメールでの返信や連絡、告
知等でご迷惑をおかけしましたこと、改めてお詫び申し上げます。
自分自身のための記録としても、マメに続けてきた「チルチンび
と広場」への掲載依頼も今回は滞ってしまいましたが、荒川区西
尾久の「へゼリヒ」さんにて開催しております個展、22日の土
曜日に初日を迎え、すでに会期は後半に差しかかっております。

「Semi-Aco 加賀雅之 個展」
2月22日(土)〜29日(土)12〜17時
心地の良い暮らしのお店「 へゼリヒ」
東京都荒川区西尾久4-12-34 コーポ庄子101

23日にはワークショップを午前と午後の2コマ開催させていた
だき、いずれも甲乙つけ難い素敵な仕上りに活力を分けていただ
きました。新型コロナウイルスの影響で電車もどこかしこも普段
よりは人が少なく感じられた東京でしたが、個人的には普段通り
きちんと食べてきちんと眠るという日常生活を大切に、慌てず騒
がず過ごせればと願っています。努めて冷静に、努めて平常心で。












 
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ブーム
ブームという言葉を聞くたびに、中学生の頃aiwaのウォークマン
(勿論カセットテープ)で聞きまくっていたタイマーズの楽曲を
思い出す。そう、キヨシロー。YouTubeで探せば簡単に聞き返せ
る時代は、確かに30年前より進歩しているのだと思う。でも2
020年、45歳になった今改めて歌詞を読み返してみると、本
当に人類は進歩したんだろうかと腹の底から笑ってしまう。踊る
阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損そん!とばかりにビン
ジョーする人々。ブームに陰りを感じたのならば、ビジネスとし
て向き合うのならば、いっそ潔く見切りを付けて時代の二手、三
手先を見据えて動けばいい。やめ時を見極めるのも経営者にとっ
て大切な才覚。もしそのお仕事に、ビジネス以上の何かしらを投
影しているのならば、ブームが来ようがバブルが弾けようが、な
んにも飾らず期待せず、横目で春を見送ろう(これは長渕)、っ
て気構えこそが大切だと思うのです。長く続けたいと願うならね。「ブーム」や「ビジネス」、「時代」なんかの影響をなるべく受
けずに居られるよう、ギリギリ暮らして行けそうな小商いとして、
木工という生業を選んだ僕。今更ブームが去ったとか言われても
「はいそうですか」としか返す言葉もなく、じゃあまた違うビジ
ネスでもって…と簡単に切り替えられる訳もなく。僭越ながらそ
んなぬるい覚悟で人生の進路変更を決断したつもりはないのです。

そもそもブームなんて物が本当にあったのかさえ分かっていない
僕のような「隅っこ暮らし」作家にとっては、当然のことながら
さしたる影響もなく「フーン」の一言で終わってしまい兼ねない
話題。我が家のブレーン、嫁さんからそんな話を聞いたところで
「へー、そうなんや」と別段広がることもなく終了(笑)。アン
テナが低いのもそういう意味では役に立っているのかもしれない。

去年のワールドカップでラグビーが大流行りしましたよね。あれ
も多分ブームなのだと思うのです。で、もし仮にそのブームが去
ったとして、それを理由にラグビーそのものを辞めてしまうプレ
ーヤーは居ないと思うのです。スポンサーやにわかファンの一部
が離れることはあったとしても。そしてそういう時にこそ、自分
だけでなく周りも含め、色々なものが見えてくる気がするのです。

僕はやっぱりプレーヤーでありたい。そして色んなしがらみに抗
って、こんな歌を歌い続けた忌野清志郎は、シンプルに格好いい。













 
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