クルマの話し
こないだの日曜の台風が去った雨上がり、風が強い分ずいぶん涼
しくなった夕方、突然思い立って久々にクルマを洗う。ついでに
前から気になっていたホイルキャップを外してみる。黒い足元が
キリッと締まって格好良い。無骨な感じで男らしくなった印象。が、この足元、すこぶる家族からの評判が悪い。「忘れてるで」
「え、つけへんの?」「なんで?おかしいって!」…。悪くない
と思うんですが…。普段このクルマに乗るのは主に嫁さんと子ど
も達なので僕に決定権がある訳でもなく、極めて民主主義的にホ
イルキャップは再び装着されることに。ああ、何か普通。ま、そ
んな小さな自己主張なんてなくってもいいレベルなんですけどね。

昔っからデカいクルマと偉そうなクルマ、あと速そうなクルマは
苦手です。「ちょっと失礼!」ってな感じで軽い気持ちで乗れる
クルマが好み。2000年代前半くらいまでの欧州のコンパクトカー
には好みのものが多いです。子ども達がデカくなってきて少々手
狭な感じは否めないのですが、久々に洗車して改めて眺めてみる
とやっぱり可愛い。まだもう暫くはこのクルマと過ごすのかな?
買い換える余裕なんてないし、優先順位としたら軽バンかもね…。













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僕たち家族の好きな二人 「FOLK 2」
ほんのつい最近までの、木工にであうまでの。イヤ、木工にであ
ってからもしばらく続いた、悶々とした、鬱屈とした日々。そし
て今も尚、時々訪れる自己嫌悪の嵐。何にも考えずに、何にも感
じずに、自分の都合だけを通せたらどんなに楽なことだろう。し
んどい道を進んで選ぶような真似、なんでしてしまうのだろう。
なりたい自分となりたくない自分。自分、自分、自分。佐藤良成
が紡ぐ言葉は良くも悪くも葛藤にまみれていて、否応なしに染み
込んできてしまう。この人もきっと、音楽と奥さんと子ども達に
救われたのだろう。ご多分に漏れず、僕もそんな1人な訳でして。
この「虎」という楽曲も、結構古い作品なのですが今回のNEW
アルバムにも収録されています。子ども達にはどんな風に聞こえ
ているのか分かりませんが、何かしら染み入るものがあるのでは
ないかと想像します。勿論、手放しで楽しめる楽曲もたくさん。
前にも書いた気がしますが、小2のハルコがハンバートハンバー
トの大ファン。以前ライブに行ったとき、自由席だったのを良い
ことに「もっと前行こ!」と家族から離れ、一人で知らないおじ
さんとおばさんの横のスペースに入り込み身体を揺らしていたの
を覚えています。良い音楽はライブで、映画は映画館で。便利な
ことは勿論素敵なことだけれど、手間と時間をかけてなるべく本
物に近づかせてあげる努力は、親に必要な勤めの一つだと思う。
今回のツアー最寄りが島根!小さいハコのが楽しいし行きたいな…。










カッコイイ! comments(0) trackbacks(0)
茹だる
あんまり言葉にしたくもないのですが…毎日暑いっすね。上山に
引っ越して来て以来、夜中に寝苦しくて目が覚めるなんてことは
なかったのですが、今年は夜中に起きだして扇風機回したりして
います。この酷暑、日本だけの話しに止まらず、北半球でも異常
な気温を記録しているのだとか。何なんでしょうね。人知の及ば
ない強大な流れに首根っこをグッと掴まれているような感覚です。経験的に、真夏の展示はあまり数字が伸びません。個人的な見解
なのですが。やっぱり暑い時期は木よりもガラスとか「涼」を感
じられる軽やかなものが好まれるのではないか?などと感じてい
ます。木工のシーズンはやっぱ春・秋・冬。今はどっしりと腰を
据えて、通常納品分をせっせと制作しています。が、この暑さ。
思ったようには作業が進みません。だってだって、人間だもの…。
お店の方からは、真夏の日中は街から人通りが消える、なんて話
しも聞きます。連日の40°近い高温情報を聞いていたら、それも
致し方なしですよね。我家の目の前に広がる田んぼにも、全国の
ありとあらゆる産業にも、ジワジワとこの酷暑がボディーブロー
のように効いてこないことを願うばかりです。自然マジ怖いっす。

暦の上では今日は大暑。一年の内で一番暑い時期なのだそう。こ
の暑さがピークであってくれることを願うばかりです。水泳の記
録会をはじめ、色々な子ども向けの行事が中止になってきていま
す。中止の判断は、これまでの準備や慣例を思えば決して簡単な
ものではなかったはず。皆が苦しい判断を迫られる状況かとは思
いますが、命あっての物種。今後も賢明な判断が各所で採られる
ことを願ってやみません。全国で先の水害に遭われた方々には何
とも心苦しいのですが、この酷暑ももはや「災害レベル」だとい
う記事も読みました。先ずは生き延びることを最優先事項に。大
げさな話しではなく、そんなことを真剣に考えてしまう炎夏です。













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ツバメのその後
にわのわに向けて出発する前に、帰ってきた頃にはツバメたちも
巣立ってしまっているのだろうな…などと書きましたが。それも
早一月半も前のこと。案の定、千葉から戻った後の作業場は静か
なもので、たまに作業場の中に入ってはくるものの再び巣に帰る
ことはなく、やがて庭に架かる電線からも姿を消してしまいまし
た。夏から秋を日本で過ごし、冬には南半球へと旅を続けるので
しょう。分かってはいたことなのですが、やっぱり少し寂しい…。でもこれも例年通り、まるで計ったかの様に「次の」ツバメがや
って来ました。5月に巣くうツバメよりも若干大柄なツバメ。正
式名称や詳細は分かりませんが、「小さいのが巣立った後、少し
大柄なのがやってくる」という7回目の初夏の慣例はすでに把握
しているところ。せっせと乾き切った去年の巣に泥を盛り、フチ
の部分を補修・増築し産卵。今ではヒナの声もしっかり聞こえ、
お尻をプリッと巣から出して糞を落としています。無表情でダラ
ーっとしているかと思えば親鳥が来た途端我先にと餌を要求する。
親鳥が去ってしまえば再びダラーっ…としたかと思えばお尻を出
してプリッ。無限ループ…。何時間でも見ていられるし、時間が
経つのを忘れてしまう。仕事しろよ、と自分に突っ込む。でもこ
んなにも小さな営みに心奪われるのも、人ならではなのだと思う。
ささくれ勝ちな心が和む、僕にとってとても大切な時間なのです。










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自然
怖くて長い七夕でした。5日から降り続いた雨はやがて大雨警報
に。6日は小学校も休校になり、子どもたちは普段と違う雰囲気
にソワソワ。でも案の定6日の夜から「万が一に備え公会堂にて
待機」と消防団の招集がかかり深夜までただただ待機。一旦は解
散となったものの、7日の夕方にもう一度招集がかかる。今度は
そのまま待機命令が解かれることなく翌10時半まで待機。解散
前の最後の巡回では土砂崩れによる道路の寸断を数ヶ所発見。山
間の集落なので水害に見舞われる可能性は低いのですが、土砂崩
れの心配は今後も続きます。この地に生まれ育った先輩も「こん
な雨は初めて」と言うほどの大雨かつ長雨。公会堂に集まった団
員のスマホ(僕のは携帯)が耳慣れない独特な音で警報や勧告を
知らせる。何とも落ち着かず、無力感ばかりを感じる重く長い夜。7日の11時前に家に戻り、PCで被害状況を確認する。絶句。倉
敷の、京都の惨状に言葉を失う。まさかここまでとは…。夜にな
って飛騨の友人からのメールで、今度は飛騨の宮川がヤバいこと
になっていると知る。長崎県、佐賀県、福岡県、広島県、岡山県、
兵庫県、京都府、岐阜県…。きっとそれ以外にも大雨の影響を受
けた土地はたくさんあったはず。ちょっと前には北海道でも大荒
れの天気だったし…。ただただ家族の無事に安堵するとともに、
被災された方々が一日でも早く日常生活を取り戻されることを願
ってやみません。僕の住む美作は今日も朝から雨。以前にも、何
度もここに書いた記憶があるのですが、自然はちっとも優しくな
んてない。ただただ抗えないひたすらに大きな存在であって、僕
らはそこにほんの少しの間間借りしているに過ぎないのだと、改
めて感じる。本能的にそう感じる。或はそう信じ込むことで現実
を受け入れようとしているだけのことなのか。家で静かに仕事を
向かいながら、消防団の招集に備えます。皆様もどうぞご無事で。










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僥倖
思いがけず、良い結果に恵まれること。偶然に得る幸運。そんな
一言では片付けられないようなコロンビア戦でした。メンタル面
での成長が著しい日本代表だった、というのが率直な感想。時間
の使い方が大人になっていた。色々あったけど、セネガル戦も応
援したいと思います。テレビがなくたって、TVerやNHKがネット
で中継してくれる世の中です。選択の幅が広がった以上、持たな
くても良いものを選ぶのもこれから先を生きて行く上で大切なこ
との様に感じています。なるべくなら、身軽で生きたいものです。春からの連戦(個展、二人展、野外展)のお陰で滞ってしまって
いた通常納品分の制作に追われています。外に出ることがない分
ヒゲは伸び放題でみっともない顔になってしまってますが、グッ
と引き篭もって制作に集中している期間も、個人的には大切です。

最近は本当に子ども達の方が忙しくて、週末は彼らの用事で駆り
出されるか、一人作業場に残って仕事するかであんまり遊んでも
らえません。カンタは来年中学だし、クラフト展に連れ回せるの
も10月の「工房からの風」が最後くらいかも。前回出展したの
は5年前のことで、ハルコは当時まだ2歳。さすがに嫁さんの実
家に預かってもらって嫁さんと2人で参戦しました。だから尚の
こと、今回は連れて行ってあげたい。しっかりと記憶に刻んでお
いて欲しい。世の中には、選択肢が溢れているのだということを。

僕は勉強に自信がない人間なので偉そうなことは言えないけれど、
子ども達にとっては最良のモチベーターでありたいと常々願って
います。押したり引いたり賺したり、可能な限りの可能性を体験
させ、子ども達の感性に引っ掛かるものを探し、切っ掛けを与え
る。学校の成績よりも、出身大学なんかよりも、生きてゆくため
に必要な知識や技能を、生き抜く能力を身につけて欲しいと願う。

きっとそういう人にこそ、僥倖は訪れるものだと思うから。












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心象風景
久しぶりにサッカー日本代表の試合をPCで観ました。観たくなる
メンバーだったので。結果、楽しかった。本当に久しぶりに面白い
ゲームでした。パラグアイの本気度までは分かりかねますが…。2
ゴールを決めた乾選手は滋賀県の野洲高校出身。savi no niwaさ
んのある町です。初めてお話しを頂いたとき、「高校サッカーと来
来亭のトコですね!」とテンションが上がったのを思い出します。何かの拍子にイメージがドドドドド!っと繋がる瞬間ってあります
よね。長くつくり続けているコーヒーメジャースプーンも、変な方
向にイメージが膨らんでしまったケース。僕の場合よくあることな
のですが。使いやすさやデザインを考える中で、同時進行的に幾何
学模様みたいに並ぶ様子や積み重ねて螺旋階段みたいに見える様を
想像していました。規律正しいカタチの連続性。無意識の内に、僕
が魅了されてしまう要素の一つです。自分自身、深く探ってみたこ
とはないのですが、どこかにきっとイメージの元となる出会いや経
験があるのでしょうね。無意識の中の心象風景のような。誰だって
そうだとは思うのですが、僕たちのような仕事をしていると特に自
分自身の深いところにあるイメージってとても大切なもので、結局
それが個性に繋がっていく要素なのだと思うのです。これがあるの
とないのとでは、加えて心地良いものなのか違和感を含んだものな
のかの違いで、後々大きな差がついてしまうような気がするのです。

僕だけでなく、多くの木工作家さんがつくっておられるコーヒーメ
ジャースプーン。世の中のほとんどの人々に行き渡ったのではない
か?と錯覚してしまい勝ちですが、今尚コンスタントに売れ続けて
いる定番商品。つくる度に、積み木を手にした子どものように暫し
並べたり重ねたりして遊んでしまうのはご愛嬌。密かな楽しみです。











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1500kmの旅 〜にわのわ編〜
3年ぶり3度目の出展となる「にわのわ」。楽しい印象、良い印
象しかない稀有な存在。今回もやっぱり楽しかった。何より実行
委員やボランティアスタッフの方々が楽しそうにしておられるの
が心地良い。そういうものはきっと、お客様は勿論、出展作家に
もちゃんと伝わってくるものだ。仕事の基本の一つなのだと思う。朝の風景。お客様が入場される前の時間。子ども達お仕事中です。にわのわといえばコレ!的な手書きの名札(表札?)。毎度毎度、
秀逸です。で、僕のブースの風景。少しだけですがこんな感じで。もう若くもないし、往復1500kmを荷物満載の軽バンでの移動は
正直くたびれるけれど、こんなにも気持ちよく楽しい時間が過ご
せるのならば、それも良いかと思う。今回は特に新しい出会いや
嬉しい再会がたくさんあったし、こうやって外に出るのもやっぱ
り大切なことなのだなぁと、実感した次第です。本当に色々なこ
とを感じ、考え、自らの血となり肉となる材料をたくさん分けて
もらえた2日間でした。作業場での時間に活かさなければ!です。

そして最後になりましたがお運びくださった皆様、当ブースに足
を止めてくださった皆様、お買い求め頂いた皆様、そして実行委
員並びにボランティアスタッフの皆様、本当にありがとうござい
ました。是非また佐倉に、城址公園に立ちたいと願っています!












たび旅 comments(0) trackbacks(0)
居候(いそうろう)
僕が食べさせているという訳ではないので、正確には居候とは呼
べないのですが…。期間限定の同居人、今風に言うとシェアハウス
の隣人?的な。今年も帰ってきてくれたツバメの番い。賑やかです。去年は孵化した数そのものが少なく、そのくせ小さいヒナの内から
巣から落下したりして不安な巣立ちとなりました。確か3羽しか巣
立って行かなかったはず。そんな経緯もあって今年は帰ってきてく
れるか不安だったのですが、時期がくれば何のその。当たり前のよ
うに帰ってくる彼らの本能、自然の摂理には舌を巻いてしまいます。
さらに今年は順調に孵化が進み、計6羽が孵ってとても賑やかな作
業場に。機械の音とラジオの音と、たまに僕が発する叫び声(悲鳴)
くらいの音しかない小さな作業場に、生命の誕生と成長を実感させ
てくれる鳴き声が加わります。ことさら大きな親鳥の鳴き声(絶叫)
にはヘビの存在を察知し、エアガンで退治するのが僕の役目。用心
棒か!作業場に闖入してくるのはマムシではないので深追いはしま
せん。糞の臭いに誘われてやってくるそうなので、落下点にセット
した段ボールの中の新聞紙をマメに交換します。飼育係か!ヒナの
毛並みが整ってくる頃には6羽のヒナと親鳥の計8羽がぎゅうぎゅ
う詰めになって眠る様のなんと癒しに満ちたことか。昨日あたりか
ら長兄(多分)が飛行訓練をし始めました。なので画像には5羽の
ヒナが。ぐっすり眠れないのか、作業場内の別の場所で眠るように
なった親鳥の横で長兄は眠ったようです。だいぶ大きくなったとは
言え、親鳥と並ぶと尾が短くポッコリとした体躯に幼さが残ります。
ハルコっぽいお腹、というか。だいぶ細長くなってきてしまったけ
れど…。野鳥とはいえ、ペットのそれと同じくらいに情が移ります。

旺盛な食欲に応えようと、親鳥は蛾や蝶といった羽虫を次から次へ
と巣に運びます。害虫を食べてくれることと子孫繁栄への思いから、
主にお百姓さんからは好意的に受け入れられているらしいツバメ。
今年もたくさんの幸運を運んできてくれることを願ってやみません。

千葉遠征から帰ってきたら巣立った後だった、ってのは少し寂しい
ので僕たちが帰ってくるまでは作業場で待機!でお願いします!!












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にわのわへ
3年ぶり3度目の出展となります、千葉県佐倉市で開催されるク
ラフトフェア「にわのわ」。実はいわゆるクラフトフェアに出展
するのは久しぶりなこと。僕にとってのクラフトフェアとその向
き合い方の部分で大きなウエイトを占めるのが「選考に通る」と
いう作業。同じ枚数の写真や書式、定められた枠の中でたくさん
のつくり手がプレゼンを行ない、その中で選考される。つくり手
の一人としてクラフトフェアと対峙する中で、このパートが一番
痺れるし、一番色々なものが試されてもいるように感じるのです。勿論、大前提として「このクラフトフェアに出展したい!」と強
く思わせてくれることが大切な訳で、その熱量みたいなものが応
募書類にきちんと乗っかってくれれば入選する確立は上がるはず。
美大芸大を出た訳でもなく、いい歳してからの進路変更で師匠に
ついた経験すらない僕のようなはぐれ木工作家が何とか家族4人
食べて行けるのも、こういった「憧れの」クラフトフェアに出展
を重ねることで、何者でもなかった自分に実績という名の看板を
一つづつ掲げてこれたからに他ならないような気がするのです。

こうやって無事選考を通りいざ出展という段になると、本当にジ
ワーっと胸が熱くなってきます。選んでもらった以上、いい作品
をつくっていい展示をすることで応えようとする意識が高まりま
す。同時に選んでもらえたことへの安堵感が、新たなモチベーシ
ョンへと姿を変えます。久しぶりに味わう感覚なのですが、とて
も前向きで素敵な感情の連鎖だと思います。ありがたいことです。

先の2回を思い出しても楽しかったんですよね、「にわのわ」。
2018.6.2(sat)3(sun)10:00-16:00 会場:佐倉城址公園
詳細はこちらから→
関東圏の皆様とお会いできるのを楽しみにしています。晴れろー!












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