作家という職業
サラリーマンを経て、僕はたまたま木工作家と呼ばれる仕事、職
業に就いた。職人という言葉には「図面通りのものを正確につく
る」という印象が強く、デザインから起こす我々のような業態だ
とやはり「作家」という方がしっくりくるように思う。慣れるま
ではその呼び方にも抵抗ありましたが…。自由度が高い分、リス
クも大きい。何の保障もない、自己責任の塊のような仕事。憧れ
だけでは絶対にやってゆけない、とてもシビアな世界とも言える。

…なんて書くと、さぞや特別な仕事のように感じるかも知れませ
ん。でも個人的な意見を言わせてもらえば、至って普通な仕事で
す。何を持って普通というかは分かりませんが、「作家」も数多
ある職業の中の一つに過ぎず、何か特別な存在であるという感覚
は全く無い。それぞれの業種業態にそれぞれのヒエラルキーが存
在し、その中でどの位置を目指すか、或はどの位置が自分にとっ
て居心地の良い場所なのか。僕の場合「大所帯」というのが性に
合わなかったように思います。その反動から、最小単位の個人事
業主にたどり着いてしまった訳ですが。「作家」という職業が特
別だとは少しも思わないけれど、自分の居場所を見つけることが
できたのは特別なことだったのかも知れない。でもそれもコツコ
ツやってきた結果、真面目に積み重ねてきた結果。やっぱり特別
なことは何もやってない。続けられたことがすべてなのだと思う。
「作家さんらしい」作家さんに言わせたら、何を甘いことを!と
叱られてしまうかも知れない。実際に「普通じゃないオーラ」を
全身にまとった作家さんがいらっしゃるのも事実。良い悪いの話
しじゃなく、それがご本人や作品から溢れ出たものなのか、取っ
て付けたものなのかが問題。どうしたって不自然さは時間が経て
ばボロが出る。が、自然体なのにオーラが出まくっている作家さ
んにはもう敵わない。前から歩いてこられたら道を譲るしかない。
でもそんな人、会社の中とか取引先とかにもたまにいるでしょ?

願わくば、自分を見失うことなく続けてゆきたい。普通であるこ
とを受け入れて、普通に頑張るしかない。だってこれが僕の仕事
なのだから。家族を支えているのだから。何のことはない、木工
作家も普通の職業の中の一つで、僕も至って普通の人間なのです。













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自転車
自転車に初めて乗れた頃の記憶はまったく無いけれど、原チャリ
に初めて乗った時の記憶は鮮明にある。どこへでも、どこまでも
行けるという感覚、興奮。程度の差はあれど、多分自転車に乗れ
た時も同じような気分だったのではと想像する。京都の住宅街に
生まれ育ち、盆地特有のアップダウンの少ない平坦な地形にも恵
まれ、高校までは自転車がまさに日常の「脚」でした。やがて原
チャリを手に入れ、自転車からは随分と遠のいてしまうのですが。
話しは現代に戻って。カンタの自転車が小さくなってしまいまし
た。イヤ、正確に言うとカンタがデカくなり、自転車のサイズが
合わなくなってしまった、という…。早いなデカくなるの。我家
は普通に山の中なので、自転車で友達の家に遊びにいく、という
こと自体簡単なことではない。遊ぶ約束をしてくると、軽バンに
自転車を積み、友達の集まる場所へ嫁さんが送迎する。大変です。
カンタからの申告を受け、自転車に乗ったカンタを見てみる。確
かにサイズ感がおかしい。カンタの身長は140cm。26インチの
自転車に乗れなくもないけれど、最近よく耳にするフレームやフ
ロントフォークがちょいちょい折れるような安価過ぎる自転車は
買いたくない。出来ればもう少し大きくなってから、ちゃんとし
た自転車を買ってあげたい。どうしたもんかな…と考えて、ふと
閃いた。高松の住んでいた頃に乗ってた僕の自転車。いわゆる小
径車で、何年か前にカンタが「乗ってみたい」と言った時にはサ
イズがまるで合わなかったのに、今またがってみると全く以て違
和感無し。ブレーキレバーが少し遠そうだけれど、問題ないとい
う。それならばとキレイに掃除し、オイルスプレーとグリスでメ
ンテナンス。ポキッと見事に折れてしまっていたスタンドは(ち
ょっと特殊です)メーカー在庫はないものの、BD-1という自転
車のモノが流用できるらしく、ポチッと購入。便利な世の中です。
これにて今回の「カンタの自転車問題」はめでたく解決。本人も
ご機嫌で、小学校帰りに「ちょっと乗ってみる」とチョロチョロ
してるみたいです。とはいえ、今からコツコツ自転車貯金してお
かなくちゃ、です。ハルコの自転車も考えてあげないとな…。彼
女はやっぱり2番目。宿命のお下がり人生爆走中ですので(笑)。














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2017.1st
寒い日が続いています。今朝も雪。子どもたちが出掛けた後に降
り出しました。トイレの凍結はすぐに解けたのですが(電気スタ
ンド、白熱灯の熱で解かします)、それなりに寒い。でも雪の乱
反射のお陰で(母屋の西側に位置し)普段薄暗い作業場が明るく
なるのはとても嬉しい。ちゃんと積もれば少しは冷え込みも和ら
ぐはずなのですが。とは言え、のん気に構えられる程度の雪で有
り難い。日本海側で大雪に見舞われている皆様の日常に、これ以
上の影響が出ないことをお祈り致しております。笑えないもんね。
さて今年最初の個展のお知らせ。人形作家で造形作家で絵描きさ
んでもあるIRIIRIさんのご縁で知り合ったcocoaさんでの展示で
す。1年と少しのお付き合いを経て、今回初めて展示となります。

「Semi-Aco 加賀雅之 木工展」
2017.3.8(水)〜3.20(月祝)11:30〜19:00(日祝18時まで)
最終日17時まで 14(火)定休日 在廊日 3.12(日)
cocoa 大阪市北区中崎3-1-9
詳細、お問合せはこちらまで →

引き篭もり勝ちな僕も、春がくればゴソゴソと動き出します。久
々の街、雑踏、喧噪。たまにはそういうのも良い。都会の風にあ
たるのが、少し楽しみです。お近くの方は是非、お運びください。
よろしくお願い致します。


















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テイク イット イージー
最近すっかりブーツを履く機会が少なくなりました。そもそも外
出自体、週に一回スーパーへ買い出しに出掛けるかどうか、或は
思い立ってホームセンターへ必要な部品を買いに走るか、はたま
た急に夜中にコンビニまで缶ビールとポテチを買いに走るか、と
いうレベルの話しなので、わざわざブーツなんぞ履く必要がない
のも当然。結局仕事用にしている脱ぎ履きの楽なビルケンばかり
に足を入れてしまうのもある意味必然。仕事だ!と気合いを入れ
て「よそ行き」の格好をする時にブーツを履くという、サラリー
マン時代とは真逆の価値観に納まっている自分が少し滑稽でもあ
ります。ハイテクスニーカー全盛の頃に学生時代を過ごしました
が「靴は重くなきゃ」という理由でブーツばかり履いていました。
サラリーマン時代、休日に履く重たいブーツの感触にどれだけの
開放感を味わったことか。分かりにくいんだろうなぁ…この感覚。生活様式が変化してゆけば、必然性も自ずと変化してゆくものだ
と認識しています。自分の中の話し。でも楽な方へばかり流れて
行きたくはない。靴にせよ帽子にせよ洋服にせよ、僕にとっては
スイッチの一つなのだと思う。ONとOFFを切り替えるための、外
の世界と向き合うための。カラダの「楽」を優先するか、ココロ
の「楽」を優先するか。未だに僕は重い靴を履いた時の方が落ち
着きます。カラダはさて置き、ココロが「楽」です。重たいブー
ツ履いてどっか出掛けたいな。先ずは何とかして時間をつくって
出掛ける理由をつくらねば。それが無理なら靴磨きでもするかな?













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リレー
同じことを繰り返すのが苦手という人がいる。嫁さんがまさにそ
う。手磨きとオイル塗装、拭きあげを嫁さんの担当にしてもらっ
てから2年弱。お陰で製作の方に集中できる分、生産性は格段に
向上しました。とはいえ主婦業の傍ら、子どもの世話やら学校行
事やら習い事やら何やら何やら…思うように進まないのも既定路
線。周囲からは「専業主婦」と認識されているのかも知れません
が、彼女は立派な専従者。つまりは従業員、ワーキングマザーな
のです。確定申告に追われ、下の子のインフルに戦々恐々とし、
マイペースな長男を叱咤する今日この頃。頑張ってくれています。話しは戻って、手磨きの作業もたくさん溜まってくるとイヤにな
るそう。でもマメにこなせる余裕もなく、結局はある程度まとめ
てエイヤ!と始めるのがいつものパターン。最終的には「何日発
送で」というこちらのオーダーにキチンと応えてくれているので
大したものなのですが、さらに驚かされる(ちょっと悔しい)の
が梱包の丁寧さ。実は梱包・発送業務については以前から100
%嫁さん任せだったので、正直なところどのような梱包で、どれ
くらいの整頓っぷりで箱詰めされているのか把握できていません。
ただ、かなりの確立でお納めしたお店からのお礼のメールに「今
回も丁寧な梱包ありがとうございます」というニュアンスの一文
が含まれているのです。第三者の評価はなるべく素直に受け入れ
るように心懸けているのですが、僕としては知らないだけにむず
痒く、「やりおるな…」という気分になります。でもここは考え
ようで、丁寧な梱包には僕の仕事への「感謝と敬意」が表れてい
る、と信じることにします。強引に、前向きです。でもそういう
感情のリレーは、その先にも続いてゆくものなのかも知れない、
と考えています。イヤ、感じています。お店の方は勿論プロフェ
ッショナルなのだから、丁寧な梱包だろうがいい加減で雑な梱包
だろうが等しく接してくださるに違いない。でももし僕がその立
場だったなら、そこに「思い入れの差」みたいなものを感じ取っ
てしまうかも知れない。仮に僕が梱包していたら、そこまで丁寧
なものにはならないと思う(A型ですが)。多少の「気恥ずかし
さ」もあるし、「そんな大層なものでは…」という無意味な謙虚
さが滲み出てしまうに違いない(笑)。なのでウチに限っていえ
ば、つまりは「結果オーライ」なのです。分業制にして良かった。

今回も随分と長くなりましたが、そんな心地良い感情のリレーが
あなたのところまで届くことを、小さな作業場から願っています。















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5月の倉敷
今年は出展しないのですが、去年、一昨年と2年連続で出展させ
て頂いた「フィールドオブクラフト倉敷」。木工で食べてゆくと
明確に意識し始めたとき、「必ず出展する」と固く心に誓ったク
ラフトフェアの一つです。縁あって岡山という土地に腰を据えた
以上、外せないイベント。遠くから、外から眺めていた期間が長
かった分、畏敬の念や、思い入れみたいなものが強めのイベント
とも言えます。クラフト関係のイベントは今尚増えていっている
ように感じます。ただ、同時に無くなってゆくイベントがあるの
も事実。ここから先、勿論我々つくり手も含め、淘汰の時代に入
ってゆくのだろうな、と妙に冷静な気持ちで日々過ごしています。

そんなイベントの「質」を推し量る要素の一つに、「どんな作家
さんが出展しているか」があると思う。僕自身、色々な場所で出
会った素敵な作家さん達が、いったいどの様なイベントに出展し
ておられるのだろう、という疑問から「工房からの風」や「フィ
ールドオブクラフト倉敷」を認識し、魅了され、いつの間にか「
目標」に据えるようになりました。憧れていた存在と同じ土俵に
あがる。ステージっていった方が格好良いかな…。そうやって積
み重ねてきた現実が少しずつの自信に繋がった結果、今がある。
5月の倉敷では2年連続で意外な再会がありました。いずれも飛
騨で勤めていた木工会社の元同僚。僕と同じように会社を離れた
人もいれば、現役で働き続けている人も。相対的にも絶対的にも
「良い社員」ではなかった僕と「僕のその後」に興味を持ってく
れている人がいることは、ただただ驚きでしかありませんでした。
去年来てくれた後輩は、わざわざ飛騨から脚を伸ばして来てくれ
た挙げ句、「どんな設備でやっているのか画像をあげてください」
と、ブログのコメント欄からでも済みそうなお願いをして帰って
いった(笑)。随分と遅くなってしまったけれど、約束を果たそ
うと思います。画像は作業場の端を背にして、一番手前にあるの
は軸傾斜盤。その背後にボール盤があります。分かりにくいのは
右の奥、クランプの下にあるのは横軸のボール盤(ほとんど使っ
てない物置状態!)。それと外のスペースにベルトサンダー(ユ
ニバーサル系)。以上です。あとは大体見ればわかるよね。狭い
ながらも楽しい我が作業場、自分と向き合うには最適な場所です。

不思議な引力がある5月の倉敷。先にも書いた通り、今年僕は出
展しませんが、仲間や友人が多数出展するので今からとても楽し
みです。ホームページも近々リニューアルされるようですので、
是非ご覧になってみてください。今年の母の日は、是非倉敷へ。














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解釈力
最近カンタと嫁さんがよく喧嘩をする。口が立つようになり、屁
理屈をこねるようになった10歳は、もしかしたら「お母さんに
なら勝てるかも」と錯覚しているのかも知れない。勝てはせずと
も、ある程度対等に渡り合えるのでは?と見誤っているのかも知
れない。嫁さんはご立腹だが、それはそれで一つの成長段階、可
愛い限りだ。原因の98%は「早く宿題しなさい!」で「まだや
ってへんの!?」と続く。耳が痛い。突っ張ったカンタはなかな
か自分から折れることが出来ず平行線。そこにたまたま刃物を研
ぎに母屋に戻った僕が「…どうしたん?」となるパターン(笑)。なるべく双方の話しを聞き、それはカンタが悪い、と話しは進む。
大岡越前とまではいかないが、なるべくカンタにキチンと納得し
てもらえるよう話しをする。今の君が何をしなければならないか。

僕はカンタに勉強を教えることは出来ない。多分もう無理。でも
「どうして勉強をした方が良いのか」についてはいくらでも話せ
る。こっちには経験がある。やってこなかったなりの、出来なか
ったなりの後悔が。別に有名な大学にいって欲しいなんてこれっ
ぽっちも思わない。有名な大学を出た割に大した戦力にすらなら
ない人がいることも、高卒の元ヤンでもポイントを押さえた良い
仕事をする人がいることも、経験から知っている。あんまり好き
な言葉ではないけれど「人間力」或は「総合力」ってヤツなのか。

でも個人的にもっともっと伸ばすことが出来れば、と常々意識し
ているのは「解釈力」。勿論、カンタにも身につけて欲しいと願
っています。そもそもそんな言葉は存在しないと思うので先ずは
「解釈」のイメージから。難しく言うと、あらゆる人間精神の所
作を方法論的に理解すること、なのだそう。ざっくり言うと、そ
の身に降り掛かる様々な物事を、どんな風に受け入れるか、とい
うこと。「力」には、その上で、顔を上げて前に進む、というイ
メージ。理解した上で、受け入れた上で次に進むことは、とても
大切なプロセスだと感じています。感覚的に、面白いな、好きだ
な、と感じる人にはこの「解釈力」高めの人が多い気がするので
す。逆に言うと、しんどい思いを乗り越えてきた人、とも言える
訳で。人並みのしんどさがどの程度のものなのか明確なイメージ
はありませんが、困難な状況に対峙するたびに、都度少しづつ「
解釈力」を磨いていってくれればと願います。勿論、僕自身にも。

僕や嫁さんと違い、カンタはまったく喧嘩の後の気まずさを引き
ずりません。勿論、仲裁と謝罪を経ての話しですが、布団に入る
頃には鼻歌全開です(苦笑)。嫁さんのガス抜きに付き合いつつ、
極力怒りの矛先が自分に向かぬよう細心の注意を払いながら、面
白おかしく見守っております。楽しい家族と楽しい我家。それぞ
れが一生懸命に生きている、どこにでもある普通の家族なのです。











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スタートダッシュ
ここに来て寒さが本格化したというか、ようやく冬らしくなった
な、と思ったら大寒波がやって来ているとのこと。普段から慣れ
ている雪国よりも、雪や雪道に慣れていない地域の方々が気掛か
りです。くれぐれも雪道にはお気をつけください。あと水道の凍
結なんかもね。何となく慣れてしまっているけれど、朝起きてト
イレの水が出てこないと凹みます。トイレの中でストーブを焚く
シュールな絵面。寒い地域の家賃が安い住宅、或はまあまあ寒い
地域の古家あるあるです。ウチでも年に2〜3度、そうなります。
どうでもよいことはさて置き、あらゆる面で影響が出ないことを
願っております。でも雪山レジャー関連の地域にはしっかりと降
ってあげて欲しい。人間なんてかくも自分勝手な生き物なのです。

さて2017年も2週間が過ぎようとしています。大晦日まで普
通に仕事して、年明けは少し長めに休んで(休まったのか?)か
らググッと日常生活へ。ペースは取り戻せています。今年のテー
マは「余裕を持つ」こと。でもそのためにはある程度の余力を残
しておく必要がある訳で、その余力とは即ち「在庫」。理想は一
ヶ月先の納品分を今つくる(そしてもうすぐ仕上がる)、という
サイクル。納品のタイミングを待つ製品が、ある程度ストックさ
れている状態をキープできれば、急な仕事や(あっては困るけれ
ど)不測の事態なんかにも対処できるはず。独立して丸5年。ジ
ャストインタイム生産方式は、僕のようなスタイルには適さない。
仕掛かり品で持つか、在庫として持つか。大企業には大企業の、
中小企業には中小企業の、町工場には町工場の、そして個人工房
には個人工房のやり方仕方があって良い。イチイチ正解を定義し、
マニュアル化、システム化したがる風潮はサラリーマン時代から
苦手です。それを追求し過ぎれば、いずれ世の中はAIに飲み込ま
れてしまうに違いない。「ものづくり」が飲み込まれるだけなら
いざ知らず、「考えること」までもが飲み込まれてしまったらと
想像すると、心の底からゾッとしてしまいます。考えながら手を
動かす。たまには体全体を動かしながら、続けてゆこうと思う。

今回も順調に話しが反れましたが(苦笑)、色々なことを考えな
がら、試したり失敗したりしながら、自身の感性に従って今年も
動き続けてゆこうと思います。覚悟と責任を持って、真摯に。

スタートダッシュ、始めています。












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2017 酉
正月気分もすっかりと抜けきってしまった今日この頃ですが…。
改めまして、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよ
ろしくお願い致します。過去にも何度か水泳に準えた記憶がある
のですが、2016年も息継ぎ少なめで長水路(50mプール)を一
気に泳ぎきった、という印象。今年はそれを踏まえ、タイムは落
とさずに息継ぎを増やすというか、もう少し肩の力を抜いてスト
ロークを大きくとって泳いで行きたい、などと考えております。
実際にその通りになれば、自ずとタイムも良くなるはず。堅い筋
肉の鎧を纏うタイプではありませんし、それよりかはしなやかな
体躯に憧れます。実際の僕は立派な中年体型ですが。話しを戻し
て、これはあくまで僕の仕事、木工に準えたイメージのお話しね。
今年も作業場には立派なお飾りが。勿論母屋にも。いずれもカン
パル兄妹によるもの。この古家に越して来て丸5年が経ちました。
可能な限り、お飾りを拵える役目はカンタとハルコに続けてもら
うつもりです。いつか身に付いた技術が、手に残る感触が、君た
ちの人生をほんの少し豊かなものに彩ってくれることを願って。

新年早々、纏まりのない乱文で恐縮です。僕の唯一の情報発信源
である本ブログは、こんな感じで今年も続きます。同じようなこ
とを繰り返し、ただダラダラと吐露するだけの場所ではあります
が、お時間ございましたらどうぞ引き続きお付き合いください。

改めまして、本年もよろしくお願い致します。


           2017年1月吉日 Semi-Aco 加賀雅之









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そしてumieと蒼はつづく
26日の月曜をもちまして、デザインラボラトリー蒼さんでの展
示が無事終了しました。お運び頂いた皆様、お買い求め頂いた皆
様、ご一緒させて頂いたイワサトさん、そして蒼、umieの皆様、
本当にありがとうございました。2016年の展示はこれにて終
了。走り抜けた1年の締めくくりに相応しい、充実の時間でした。
  photo by KANTA at デザインラボラトリー蒼

umieの15周年を記念した一連の企画・イベントの一つとして、
しかも1年を締めくくるタイミングで展示させて頂けたのはとて
も嬉しかったです。umieは16年目に、蒼は7年目に、立ち止
まることなく続いてゆきます。年末年始はお休みされますが…。
「続けてゆくこと」は、自身に掲げたテーマの一つでもあります。
打ち上げ花火のように、パッとはじけてすぐに消えてしまうよう
な生き方よりは、華やかさはないにせよ、高い温度で燃え続ける
熾き火のような生き方の方が性に合っている。風が吹き込めばい
つでも炎をあげられるような。単純な日々を積み重ねることの大
切さ、そして難しさ。これって意外と地に足が着いていないと出
来ないことの様にも感じます。umieや蒼を思い、自分自身を思
う。人だけでなく、お店や会社、その他諸々含めて、こうありた
いと思わせてくれる、足跡を残してくれる存在があることの何と
有り難く、幸せなことか。セミアコの日々も続いてゆきます。家
族4人の小さなチーム。今年同様、来年も色々なことが起こるの
でしょうが、大概のことはいつかは笑い話しになるのだと信じて、
何てことない日々を積み重ねてゆければと願っています。今年も
本当に残すところあと僅か。どうか良いお年をお迎えください。











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